キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

大人の階段-キャリぷら10周年記念投稿(FB投稿で振り返る起業12年)vol.21

f:id:careerplatform:20210104093431j:plainこんにちは。

日本キャリアセンターの代表取締役社長で、街ナカのキャリアセンター「キャリぷら」代表のたなべあーです。(よろしければこちらもどうぞ「たなべあーとは?」

今年の7月で10周年を迎える「キャリぷら」。
【地方国公立大学はじめ全国400大学以上の学生が利用し、新卒就活支援を起点に若者のキャリア支援を手掛けるプラットフォーム】ができるまでの軌跡を辿る旅。その第21回目です。


昔はこうーゆーことをよく言葉にして伝えていました。
最近めっきり言わなくなりましたけどね。
でも、今でもキャリぷらの根底にはこの考え方があります。

「愛すべき信用できない人たち=学生」
などということを私が言うのもこんな考えがあるからです。
同じような意味で、
「学生のことはハムスターだと思っている」
と言ったりもします。

彼らや彼女たちに悪気は一切ありません。
ただ、「知らない」、もしくは「わからない」。
それ以前に、「見ない」、「聞かない」ことも多い。
たとえ見たとして、聞いたとして、知ったとして、わかったとしても、
「忘れる」かもしれない。覚えていても、いろんな理由で「やらない」。

そのままでいられるのなら、それもいいかもしれませんね。

けど、少なくとも、
「今そうだという事実に本人が気づくこと」
は有意義なんじゃないかと思っています。

そして、さらには、
「それは変えられるんだということ」
や、
「変われば開ける未来があるんだということ」
を、彼ら自身が自らの経験を通じて気づいていってほしいとも思っています。
そのプロセスを支える場でありたいというのがキャリぷらの願いです。

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今日は2017年3月19日の投稿です!

 

20%の商品が80%の売上を上げて、
80%の商品が20%の売上を上げる。
とはプレートの法則(80:20の法則)だが、
2%の学生が98%の「いいね!」をして、
98%の学生が2%の「いいね!」をする。
とは肌感覚だが、遠からず学生についての現実だ。
消費者か提供者かなら消費者で、
与えられる人か与える人かなら与えられる人。
己も社会も知らぬ、愛すべき未熟な人たちだ。
感謝の表し方も、貢献の仕方も、
その他生きていくうえで大切になるそのいろいろを、
ただ知らないからやらないか、
知ってはいても自信がなくてやらないか、
もしくは単純に面倒臭いからやらないか、
それとも後回しにしてうっかりやらないか、
そんなこと考えたこともないほどに、
ただただ無邪気なお子さまなのか。
いずれにしても、
学ばずとも、動かずとも、
その日を生きのびることができる。
そんな、
無条件に「守られる」「与えられる」べき存在、
それが「子ども」。
そして学生たちの多くは未だその「子ども」のままだ。
そのこと自体に文句はないし異論もない。
どころか、積極的に肯定しているつもりだ。
だからこそ私は、
キャリぷらをつくるし、運営するし、維持もする。
しかし、ただの良い人になるつもりはない。
個人的にはそこをまったく志向していない。
知らぬまま、気づかぬまま、勇気を持たぬままに、
子どもたちは引きずられるようにして就活に臨む。
どころか、そのまま社会に出られるからこわい。
知らなければ、学ばなければ、動かなければ、
変わらなければ彼らはこの先一体どうなるのか?
そこに危機を感じているからキャリぷらは厳しくもする。
面倒くせーなと思いながら、少しだけ、私は厳しくする。
キャリぷらは学生のためにつくった場。
だからこそ学生を甘やかさない。
提供者の責任を、
与える側の視点を、
感じて知って考えることができる機会でありたい。
そして願わくば、
「子どもたちが大人の階段を一段昇れる場所」
でありたい。
社会に出てからまたそうしてやっていくための、
その練習がしっかりとできる場所でありたい。
就職活動を楽して早く越えてくための場ではなく、
そのためのテクニックを教えるための場でもなく。

 

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