こんにちは。
日本キャリアセンターの代表取締役社長で、街ナカのキャリアセンター「キャリぷら」代表のたなべあーです。(よろしければこちらもどうぞ「たなべあーとは?」)
今年の7月で10周年を迎える「キャリぷら」。
【地方国公立大学はじめ全国400大学以上の学生が利用し、新卒就活支援を起点に若者のキャリア支援を手掛けるプラットフォーム】ができるまでの軌跡を辿る旅。その第9回目です。
振り返ると、私は失意のどん底みたいなところでよくよく深く考えました。自分について、世界について、未来について。そして、今から自分がすべきことについて。
日常生きてりゃそりゃいろいろ考えるわけですが、そういうのではなくて、抽象的ですが深くふかーく考えるイメージ。
これまでの人生を振り返って数えてみたらそんな時期を合計すると17年ありました。今48歳ですから3分の1より少し多いくらいの時間になります。
実はこれ、なんとなく納得できる数字です。じっくり考えるところからはじめて、見据えた方向に向かって3年いっきに突っ走る。日頃から自分にはそんな傾向があると感じていましたから。
少し脱線しましたが、何が言いたいかというと、
今、壁にぶつかってる人、挫折の苦しみを味わっている人、人生に希望が持てないでいる人、チャンスです。しっかりと深く考えるチャンスです。
運命は拓けば開けますよ。
今日は2018年4月30日の投稿です!
時間をゆっくり使わんとわからんことも多い。
特にゆっくりしっかりと考えることの意義は大きい。
なぜなら考えるから気づくことやわかることがあって、
その気づきや理解が判断や行動を決定づけるからだ。
いつしっかり自分のことを考えたか。
いつしっかりと他人のことを考えたか。
いつしっかりと社会のことを考えたか。
いつしっかりと将来のことを考えたか。
自分自身そう振り返ってみると、
ゆっくりと時間が使えた時期にやっていたように思う。
私の場合、しっかりと考えたという意味では、
あることがきっかけで、小学生のときに濃密に考えた。
そのあと中高とモラトリアム的にゆっくり考え、
大学受験失敗後の数ヶ月間は絶望の淵で考えに考えた。
続く2年半の路上生活でもよくよくじっくり考えたし、
続く2年半の路上生活でもよくよくじっくり考えたし、
20代後半に怪我で入院した3ヶ月はいろいろ考えさせられた。
その次は大阪に転勤、失意の中でやはりまる1年間考えて、
退職後から起業初期にかけての1年間でまた考えて、
キャリぷらを開設する前後1年間でまたまたしっかり考えた。
最近では2年前の正月から1年ほど脱力して考えた。
コアな部分をしっかりと考えたのはそんな時期で、
普段はそれにもとづく反射というか、
少なくとも大部分の判断や行動は自動化してる。
また、私は日頃から、
寝る前の1時間、そして起きてからの1時間を、
ほとんど毎日ぼーっと考えることに時間を使っている。
でもやはり「微調整程度に考えている」に過ぎなくて、
いつか「しっかりと考えた」ことがベースになってる。
現代人はおそらく、昔に比べて相当忙しい。
それは子どもや学生もたぶん同じなんだと思う。
そのぶんじっくりと考える時間がないのではないか。
就職活動を「しっかり考える」時期にしてもらいたいが、
今の仕組みは果たしてそれを許すものだろうか。
また、そのまえにある大学生活はどうだろうか。
さらにそのまえはどうか、もしくは家庭はどうだろうか。
今朝、太陽の動きに合わせて、
日陰にならないように時折横に場所を移動しながら、
3時間路上に座ってなんとなくそんなことを考えてた。
■キャリぷら10周年記念投稿(FB投稿で振り返る起業12年)バックナンバー
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