キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

「眉毛おじさん」とは何者なのか?スタッフになるまで Part32 新卒採用の副次的効果とは?

 

ごきげんよう

スタッフブログ木曜日担当の眉毛おじさんです。

 

前回の続き。

技術系の採用。大学教授からの推薦がなくなり、「自由応募」のみで実施することになりました。

掲載した就職情報誌から応募してくる学生を待っているだけでは学生は集まりません。

そこで実行したことは、「学生懇談会」の開催、「学内説明会」への参加です。

学生懇談会については、社員を総動員して、卒業大学の就職担当教授に連絡、興味がありそうな学生が数人いれば、OBの社員と一緒に出張して、それこそ食事をご馳走しながら相談に乗りつつ会社説明会をするという、今のリファラル採用の走りのようなことをしていました。

学内説明会については手あたり次第、対象の大学に電話をしました。当時、建設冬の時代でしたので、各学校とも企業が来てくれれば喜んでくれるところが多かったように思います。

ターゲットは「地方国公立大学」。それまでに入社した社員は首都圏の私立大学が中心でした。

それからは東奔西走。忙しかったですが、良い効果が出てきました。

OB社員と一緒に大学に行くことにより、採用活動への理解が社員の間に深まっていきました。

その社員から、「本当にお前は詐欺師だな」と言われることもありました。学生に対して会社の良いことを次から次へと言えるからだと思います。私はこれを誉め言葉と受け取っています。

また、学生に対して会社のことを社員が話しますが、その言葉が自分に返ってくるので、愛社精神が高まり、仕事への意欲が高まるという副次的効果が生まれました。

新卒採用に対する理解が、全社的に深まっていきました。

その効果もあり、もちろんそれだけの理由ではありませんが、建設冬の時代と言われる不況下においても、会社の業績は落ち込むことなく推移していきました。

学生の新卒採用。大手企業では当たり前のように行われていることですが、毎年新しい血が会社に入ることによって生まれる刺激は、目に見えない業績への反映がされていると、今でも確信しています。

そして、私が採用に携わった社員が、全社員の半分を超えました。

次回に続く。