キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

キャリぷらは学生と話すことで欲求を満たす場ではない

こんにちは。えつこです。この3連休は真夏の暑さでしたね。。

みなさん熱中症などにはお気をつけください。

 

さて、先週のブログで、学生時代キャリぷらに通うことで

「社会人ってどうしようもない人もたくさんいるんだなぁ」

と学んだと書きました。今日はそこをもう少し掘り下げたいと思います。

tanabear.hatenablog.jp

 

当時のキャリぷら(2011年〜2014年頃まで)は、学生社会人問わず誰でも出入り自由な場でした。いろんな年代、いろんな立場の大人がいたのです。

そのなかで、ある一定数の社会人に対して、「この人ちょっと変だぞ、、」と薄々思ったり、何かしらの違和感を感じていくようになります。どんな大人に対して違和感を感じたか、思い出しながら書いてみます。

 

まず1つ目は、出会い目的でキャリぷらを利用している人。笑

キャリぷはでは利用学生同士で情報交換をよくするので「○○さん(社会人)からめっちゃ連絡くんねんけど..」と、そういった声も当時耳にしていました。

社会人という立場を使って学生にアプローチをかけていることに、当時は心底引いていましたが、今となればそれはまぁ仕方ないなとも思ってます。笑
ある意味、それが社会だともいえますし。

ちなみに、当時たなべあーはキャリぷらのことを「社会の縮図」とそう呼んでました。そこで社会を疑似体験しながら、学生時代までの世界と社会との間にある溝を埋め、学生が成長するための場だ、と。
社会人になったらそういうことも自分で対応していかないといけないので、キャリぷらはそういうことも勉強できる場でした。(まぁ私はなかったんですけど爆)

 

2つ目は、「やたらキャリぷらに来てるな」と思うほど、かなりの頻度で来ている人たち。

そこに対して違和感を感じるようになったきっかけは、たなべあーが「俺は会社で働いてる13年間、学生と会ってしゃべることなんが1度もなかった。仕事が忙しくてそんなことしてる暇は1秒もなかった」と言っていたことです。

となると、かなりの頻度でキャリぷらにきている人たちはなぜなんだ?と思うわけですね。

確かに自分が社会人になってみても思いますが、仕事終わりにそんな頻度でキャリぷらに行っている暇はやっぱりないなと思います。
学生ながらに、こんなところに来てないでもっと仕事頑張れよ!!と生意気に思っていました。。

 

最後に3つ目、これは2つ目とも通ずる話なのですが、「学生と話すことで欲求を満たしている人たち」。

 

以前たなべあーが、Facebookにこのような投稿をしていました。

 
その人のすべてを理解したい欲。
自分がスッキリ問題を解決したい欲。
その人からスゴイ人と思われたい欲。
これらはキャリぷら運営をするうえでの天敵だ。
 すべてを知ることができるのは本人だけ。
解決できるのも本人だけ。
自分ごときはただのきっかけにすぎない。
キャリぷらを運営するにはこっちが大事。
でなければキャリぷらはやれない。
ひとときその場に数十人がいて、
それぞれなんらか切羽詰まっていて、
常に人が入れ替わっていき、
1日中その状態が続き、
人ごとの利用頻度は極めて高く、
人ごとに異なる数ヶ月間に渡りずっと続く。
そんな中で、
目的は利用者全体の満足度を最大化すること。
そのためには、1人に時間をかけないこと。
そのぶんしっかりと全体を見ること。
一見、一人ひとりを軽視するようにも見える。
しかし、それは違う。
錯覚だ。
実際は、それでほとんど解決する。
利用者が成長しながら自ら解決する。
自分で考えること。
自分でやってみること。
失敗してもいいこと。
いつもそばにいること。
をしっかり伝えていれば本人が解決する。
キャリぷら運営に欠かせないこの考え方、関わり方は、一周まわってカウンセリングの類いにおけるクライアントへの最適な関わり方に通じるんじゃないかとさえ思っている。
これは、私が持っていた単なる私見と仮説をもとに実際に5年やってみて、改めてその効果と有用性を実感している考え方であり手法。
学生に伝えたい!教えたい!
学生の相談に乗りたい!
というボランティア希望の社会人がやってきても、100人中99人はお断りするのもこれが理由。
がんばれキャリぷらスタッフ。
今日もキャリぷらをよろしく。
 

 

何も知らない就活生に「教える」ことで「スゴイと思われたい」。
つまり「承認欲求」を満たしにきてる人、これはかなりの数いたように思います。

会社でうまくいかない、仕事がうまくいっていない、家庭がうまくいっていない、そのフラストレーションをキャリぷらで発散していたわけです。

学生ながらにそういう人たちと接すると、何かしら違和感を感じていました。この人、私のためにアドバイスしてるわけじゃないな…と。

やはりビジネスの第一線でバリバリ働いている大人と比べて、あれ?ちょっと何か違うぞ?と思ったり。

そういう学びも、キャリぷらを利用して勉強になったことの1つです。

 

キャリぷらができて3年経った頃、キャリぷらは社会人の自由な出入りを禁じました。しかし、今でも「学生の相談に乗りたい」と言って連絡してくる社会人は、実は少なくありません。

ただ、本当に学生のためになるアドバイスができるかどうか、そこには疑問が残りますのでやはりほとんどお断りしています。

 

 

今日のブログ、思いつきで書いてみましたが、意外とキャリぷらの考えをあちこちに散りばめて書くことができましたね。

 

 

今日のブログはこれで以上です、また来週!

(以下、学生時代にキャリぷらを利用していた時の写真です)

 

 

私、今でも同じパーカー着てるな。。。笑