スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。
突然ですが、皆さんは、「好き」の反対の言葉は何だか知ってますか?
正解は、「嫌い」ではなく、「無関心」。
学生の皆さんに伝わる言葉でいうと、「スルー」でしょうか。
未読スルーや既読スルー。スルーされるとどんな気持ちになるか。まあ、いい気持ではないことはわかりますね。
無関心と同様に、「笑顔」の反対語は「怒り顔」ではなく「無表情」。
赤ちゃんは、表情の変わらないお面をかぶって近づくと、恐怖で泣きます。
「面白い」の反対語は「つまらない」ではなく「無反応」。
芸人が一番恐れるのがこの無反応です。
「無関心」「無表情」「無反応」の3つを合わせて私は「3無」と言ってます。
では、この「3無」はどういう状況で起きるかというと、ベクトルが「自分」に向いているときに起こります。
自分にベクトルが向いていれば、無表情でも無反応でも、無関心でも構わないですから。
友人など、他人がいる場でやったら、嫌われますよね。
それをやってしまいがちな場があります。「小数対大勢」の場です。
自分一人ぐらい大丈夫だと思う気持ち。
私の経験でもありますが、大学のマスプロ授業などはほぼこの「3無」で受けてました。
就活の場でいうと、企業の会社説明会も「小数対大勢」。
大学の授業と同じ気持ちで、「自分一人くらい大丈夫」と思ってしまったら間違いのもと。
自分に向いたベクトルを修正するのはなかなか大変です。習慣化されていなければ、つい出てしまいます。
説明会で採用担当者は、「適度に反応の良い」学生を見ながら話します。
それこそ、「無反応」な学生は、企業から「スルー」されます。
就活だけではなく、社会人になれば、常に向けるベクトルは「相手」です。
お客様、上司、部下、取引先などなど。
ベクトルを相手に向け、「反応」し、「関心」を持ち、「豊かな表情」で接することで、信頼関係を築く一歩が踏み出せます。
コロナ禍でオンラインで実施されることが多くなった会社説明会。
一番の「3無」は、「画面オフ」。何も感じることができないですから。
「3無」から脱却し、企業からスルーされないように。
より良い就職活動ができること、願っています。