スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。
オンラインきゃりぷらを訪れる学生の中には、11月以降に行われる早期選考の案内が来る時期になりました。
さて、このところ、学生からの質問で、
【志望度が高くないところを練習台として選考試験を受けてもいいでしょうか?】
というものが多く見受けられます。
どう答えたらいいのか難しい質問です。
以前、オフラインで【面接ライブ】をやったことがあります。
私が受験生役、学生が面接官役になって、【逆模擬面接】をしました。
実際に存在する企業を学生に選んでもらって、その企業の研究方法を学生に伝えながら志望動機を固めます。
そこから逆面接で、面接官役の学生の質問に答えていきますが、まずまず無難に答えることはできました。
しかし、私が感じたのは、
【これでは採用されないな】
ということでした。
なぜならば、学生が選んだその企業に、私は【入社したいと思わない】からです。
【思い入れ】がないので、言葉では志望動機を話しても、【心が無関心】なのです。
採用担当者は、【興味のあるなし】は、すぐにわかります。
それでも入社して欲しい人は口説きますし、入社して欲しくない人はスルーします。
しかし、往々にして、入社意欲のない人は不採用になることが多いと思います。
学生の皆さんが、入社する気がないのに選考試験に応募して【落とされる】。
そんな経験をするほうがいいのでしょうか。
学生の中には、【入社する意欲満々】に見せて、話を【盛って】、選考を通過する人もいます。
受験と同じように思っているのかもしれませんね。
入社する気がなくても、まず一つ内定が欲しいから【すべり止め】として受ける。
そこで落とされたときの落ち込みは大きい。そして、なぜ落とされたのかわからないのが【就活】です。
どんなに内定をたくさんとっても、入社する会社は一社です。
練習台として受けたほうが良いかどうか、よくお考えください。
より良い就職活動ができることを願っています。