こんにちは。金曜日も担当はスタッフほのかです☺
先日、夜な夜な一人で映画を見ました。
「tick,tick… BOOM!」
ミュージカルRENTを制作したジョナサン・ラーソンを描いたミュージカル映画です。
というのも、
最近、友人とこれからの人生どうなるんだろうみたいな話をしいて。
私と友人は今いる環境も全く違うけれど…
でも、なにかに焦る?これでいいのかなと思う気持ちは一緒な気がしたんです。
そんな中、なぜこの映画を見たかというと、
この物語も主人公(ジョナサン)が「30歳までに名を上げたい」という思いに
駆られ、ミュージカル作曲家として中々芽が出ない自分に焦りを感じながら、
30歳に向けてカウントダウンが始まるなか夢を追う話なんです。
わたしたち、結構年齢に振り回されるじゃないですか。
もちろん、年齢によってあきらめなければいけないこともあるけど、
やりたいことを年齢を理由にやめる必要はないなとも思っていて。
ジョナサンは「普通の30歳だったら家を購入して、結婚して、子どもがいて、犬を飼っているのが人並みだ」なんて言ってましたが、そんなこともないと思うし。
私でいうと、結婚は経験し、子供はいるけど持ち家だとか、ここでいう人並みな環境に対する焦りはないです。
自分が本当に欲しいものに対しては努力をするだろうし、
心底欲してるわけでもないから、手に入っていないのかなと思ったり。
焦りは、やりたいことをやれていないことに対して感じてきました。
きっともっと手段はあったはずだけど、努力しきれない自分にだったり、
労働に疲れ果てて、目の前のことを維持する以外、
何もできなくなってしまったりしていた自分の体力のなさが何とも歯がゆかったり。(笑)
夢と現実の間、人生で何を選択するべきなんだろうと今でもよく考えます。
実は、ジョナサンはミュージカル「RENT」が完成し、やっとの上演目前、
開幕日の当日早朝に大動脈瘤解離で、亡くなったんです。35歳だったそうです。
「30歳を目前に焦っていた」のも何か予感していたのかなとも感じますね。
未来のことは誰にもわからないんですが、
「人は誰しも時限爆弾を持っているから、やりたい事は迷わずにやろう。」
ということなんですかね。まさに常にカウントダウンされていて、tick,tick… BOOM!
そして、ジョナサンがこれからの時代を生きる若者に向けて、
こんなメッセージを残しています。
「籠の鳥か空を飛ぶ鳥か、どちらを選ぶのか?」
「何故人間は、危険とわかっていながら、災難が降りかかるまで真実に気がつかないのか?」
そんな時代に『疑問』を持ち、その答えは「言葉」ではなく、『行動』で示せ。
だそうです。
こんなふうに、どんなに人生や時代が苦しくても立ち止まらず、思考し続けようと
周囲の人々をも鼓舞していたジョナサンの姿がかっこいい物語でした。
籠の中の鳥か、空を飛ぶ鳥か
どちらを選びますか!!!!!
それでは、また来週です(^^)/