こんばんは!今週もあっという間に1週間が過ぎましたね。
スタッフブログ昨日に引き続きほのかです。
昨日、私に会いに来たんですと言って、学生が相談にきてくれました。
「自分はまだ就活を続けている最中、周りはもう就活も終えているのに。
就活以外にも、私の目の前には次から次へとやらないといけないことが…。
私じゃなくても出来る人は他にもいるのに、
ついつい引き受けてしまって抱える案件が増える一方。
なにからどう手を付けていけばいいのかわからないし、
就活にも100%で向き合えなくて…。」と、喋りにきてくれました。
そんな学生に対し、私は以前勤めていた職場での話をしました。
当時、私の心の中にはそれほど大きくはないちゃぶ台があって
何か案件が増えるごとに、そのちゃぶ台の上に飲み物が置かれていくような
気持ちになっていたと。
例えば、1、2時間で終わるようなものを500mlのペットボトルとするならば、
湯呑み程度のものを、「手の空いた時でいいよ」とそっと置いてくれる人もいれば、
500mlのペットボトルを一気に2、3本置いていく人もいるし、
「急ぎで」と2リットルのペットボトルどかっと置いていく人もいました。
上手いペースで片付けていけたらいいけど、
あまりにもドカドカ置かれてちゃぶ台にスペースが無くなってくると、
もう机ごとひっくり返して、全部をやめてしまいたくなっていました。
「ほのかにしかできないから」という言葉は、魔法のような言葉でもあり、
呪いのようでもありました(笑)
一見すごく頼られているようにも思えるし、逆に押し付けられているようにも思える。
謎に責任感の強い私は、そう言われると無理をしてでも、
自分を犠牲にしてでもついついやってしまっていたんです。
代わりにやってくれる人がいるわけじゃないし、ほっとけばほっとくほど、
あとで辛くなるのは私だしと思っていました。
あれやこれや頼られ、一人でこなしてを繰り返しているうちは
「替えのきかない人材な私」って、すごく素晴らしいことのように思っていたんです。
だけど、自分が退職する際、替えのきかない人材=その人しかやる人がいない
ということも分かりました。
その人が急に働けなくなったら?
辞めてしまったら?本当に仕事を抱えきれなくなったら?
そんなとき、他に誰かできるのでしょうか?
替えのきかない人材になるよりも、
自分の持っている技術や知識を人に伝えられるとか、
教え、教えられ、頼り、頼られ、組織として共に成長していくほうが、
自分を、組織全体を成長させる事に繋がるんじゃないかと思ったりします。
現に、前職の場は私の退職後、1人が抱えていたものを分散し、
各々の役割として担うようになったそう。
私は替えのきかない人材になんて、なれなくていいです。
一人一人それぞれの役割を担って1つの組織として、
チームとして社会貢献ができるように頑張りたいと思います。
それでは、また来週(^^)/失礼いたします