スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。
下に記載したのは、10年前、私の【眉毛おじさんの就活必勝(必笑)講座】に参加いただいた新社会人(Aさん)の社会人1年目の時のつぶやきです。
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移動中。隣には就活生。暑いよね。つらいよね。遊びたいよね。がんがれ。
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育ってきた環境も歩んできた道も全て一緒の人なんていない。人生人それぞれ。だから、他人の人生と自分の人生は比べられない。就活が上手くいくか否かってその時期が転機と被っているかどうかっていうのも少なからずあると思うんだよ。
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たまたま、やりたいことが就活の時期あるいはそれ以前にあるかないかの違い。わたしは就活の時、内面を探りつづけたけど、ピンと来るものがなかった。だから、とりあえず就職をしてアンテナを張りながら待つことにした。転機は絶対にあると信じてるから。
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それなのに、メディアは就職できない or 就職で苦しんでいる人を非難する風潮に仕立て上げている。そのせいで苦しんだ人がどれだけいるか。許せない。
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Aさんは印刷会社の社員となり、営業で奮闘する毎日を送っていました。
リクルートスーツからビジネススーツに洋服は変わっても、額に汗をしながら重たい資料を持って顧客回りをしているとき、電車の中で横に座った就職活動中の学生さんを見て、つぶやきました。
Aさんに内定が出たのは11月。
インターンで就職活動を意識してから1年半、Aさんは【就活】をしました。
意中の会社から次々に来る【お祈りメール】に心を痛め、自己否定されているのではないかと意気消沈の日々。
4月後半に早々に内定が出て就職活動を終えた友人を横目に見ながらリクルートスーツをまとって企業に足を運ぶ日々。
ツイートラインが友人の楽しい夏休みの思い出で一杯になる中、歯を食いしばって面接に挑む日々。
最終面接で落とされ続け、開き直って、面接官に【今の就職活動はおかしい!】と、持論をさらけ出し、【内定通知】を受け取った11月。
残り少ない学生生活をゼミの卒業論文制作にかけた残り4ヶ月。
あふれる涙を抑え切れなかった卒業式。
【働く】ことの厳しさを体感した4月。
至らない自分のふがいなさに落ち込んだ5月。
仕事をほめられて調子に乗って、ミスを犯して狼狽した6月。
上司の温かさに触れて涙した7月。
学生のときからAさんを見ていて、結局
【就職活動だけではなく、社会に出てからも悩みは尽きない】
ことを実感します。
そういう眉毛おじさんも、生まれて56年、後悔と反省の日々。毎日くよくよしています。
Aさんのすばらしいところは、【ひたむきに人生を生きている】ところ。
Aさんは、【やりたいことをするために就職する】のではなく、
【就職して、働きながらピンと来るものを待つ】ことがAさんにとっての就職だとわかりました。
その後、Aさんは仕事をしながらピンとくるものがあり、総合人材会社に転職し、今ではマネージャーとしてバリバリ仕事をしています。
面接の質問で、
【当社に入社してやりたいこと】
を聞かれ、言葉に詰まる学生さんも多いと思います。
やりたいことがあるに越したことはないのですが、
【やりたいことよりもできること】
を見ている面接官も多い。
就職活動は、社会に出て働くためにすることです。
【決して孤独にならない】でください。
【諦めない】でください。
Aさんのように、応援している人は、少なからずいますから。
キャリぷらのスタッフは全員応援しています。
より良い人生の選択が出来るよう、願っています。