スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。
以前、ある懇親会の場で、就職活動に悩んでいる学生とお話ししました。
学生との話の中で、
「就活対策本を買って、対策本が勧めるとおりにやっているが、全くうまく行かない!どうして?」
という質問がありました。
不謹慎ながら、思わず笑ってしまったことをその学生に詫びながら、
「通らないのが当たり前だよ。だって、オススメの方法は、様々な学生さんの試行錯誤の上で出てきた【成功体験の寄せ集め】だから。私たちから見れば、オススメの方法を取っている学生さんは、【またかー】と思うか、【そう来たか】と思うかだよ。全然その学生さんの顔が見えないからね」
と答えました。
就活対策本のテクニックをなぞっていても、採用担当から見れば、
【過去、どこかの学生がやっていたなあ】
でしかありません。
採用担当も就活対策本を読んでいる方も多い。
今年のトレンドはなんだろうと推測するために。
では、就活対策本に【意味はない】のでしょうか?
そんなことはありません。
私は、就活対策本を【型を知るために読む】ことには意味があると思っています。
例えば、
【メールの出し方】
【お礼状の書き方】
【電話のしかた】
【身だしなみ】
などについては、【型】があります。
企業に勤めている人間が【違和感】を感じない、【型】を知ることに、意味があります。
せっかくお礼の気持ちを出したのに、【型】を知らないために逆効果になることもあります。
【型】を知ることで、【その人の持ち味】を出すことができます。
よりよい就職活動ができること、願っています。