キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

2人の師

今日は人間学を学ぶ月刊誌「致知」10月号の中にある「いま、ここ、自分を精いっぱい生きる」の記事についての感想を書きます。

さびれた薄暗い階段の踊り場で「どうしたらいいんですか?」と半泣きになりながら私が部活の顧問に聞いている。
そんな私に、「そんなもん自分で考えろ。分らんのやったら、とにかくなんかやってみろ。やってみて上手くいったらやり方が合ってたってことやし、間違ってたら俺が言うてやるから、とにかく聞く前になんかやってみろ。」と顧問が言っていたことを、記事の中にある「よき師、よき教えとの出会いが人生を変える」という言葉を見てふとそんなシーンを思い出した。
顧問は私にとって1人目の師である。

そういえば、1ヵ月ほど前、10年前と変わらず同じように2人目の師である田辺さんに「どうしたらいいんですか?」と聞いていつも通り叱られた。
1人目の師と同じように「自分で考えてから相談せえ」と言われた。
いつもはそこで「はい。すみません」と返事するが、あの日はなぜか「考えて間違ってたら嫌だし、叱られるのが嫌なんです。」と言い返していた。
冷静に考えたら「幼稚園児か!」と思うが、半端なく情緒不安定だったあの時はそんなことを考える余裕もなく口から出ていた。
そんな私に田辺さんは、「それは頑張って打ち勝ってください。としか言いようがありません。」といい、情緒不安定なウジウジ虫の私は「ううううう。」となって苦しくなっていた。
でも、そんなウジウジ虫に私は勝てた。
それは、頭の中のもう1人の私が「昔から考えることが苦手なやつが、いきなり考えられるようになるわけないやろ。でもまずやってみろよ。
じゃないと考えられるようにならへんぞ。
考えても、今まで考えてこんかってんから間違ってたり、叱られるのは仕方ないやろ。間違ってたらまた考え直せばいいねん。嫌なことをから逃げてたらいつまでも考えられへんぞ。だから頑張れ。」と自分を奮い立たせてた。

まるで2人の師が私の中にいるみたいだ。

記事の内容とは離れますが、読んで思い浮かんだことをそのまま書きました。