キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

協力してください、じゃ協力してもらえない-キャリぷら10周年記念投稿(FB投稿で振り返る起業12年)vol.34

f:id:careerplatform:20210104093431j:plainこんにちは。
日本キャリアセンターの代表取締役社長で、街ナカのキャリアセンター「キャリぷら」代表のたなべあーです。
「たなべあーとは?」

今年の7月で10周年を迎える「キャリぷら」。
【地方国公立大学はじめ全国400大学以上の学生が利用し、新卒就活支援を起点に若者のキャリア支援を手掛けるプラットフォーム】ができるまでの軌跡を辿る旅。その第34回目です。


すべては学生と日本の未来のために

これがキャリぷらの、株式会社日本キャリアセンターの根幹にある考え方です。
言わば、それが全て。そう言っても過言ではありません。

新卒の就活における、初めてのキャリア選択における、学生の課題を解決することが当社の目的であり、キャリぷらにしろなんにしろ、当社が取り組む事業のすべてはそのためにやっていることです。

しかし、本当の意味でこの領域における学生の課題を解決していくためには、大学と企業を巻き込まないと絶対にやれない。

だから、大学さん、企業さん、そのために協力してください。
って言ったら協力してくれると思いますか?
学生は思うでしょうね。
「志望動機」とか「会社に入ってやりたいこと」とか聞いてても、その程度の仕事理解、会社理解、社会理解に留まっていることが多いですから。

協力してもらうためには、言い換えれば相手に何かしてほしければ、まずは相手の困っていること、つまりは課題を見つけて、それを解決するところからはじめなければならない。そうしていくうちにやっと、こちらの話も聞いてもらえるようになるんですね。それすらも、必ずではないわけですが。

だから、大学向けのサービス、企業向けのサービスができていきました。
結果、学生の課題を解決するプラットフォームができました。
同時にそのプラットフォームを維持継続していくための資金も、そこから売り上げるビジネスモデルができあがったわけです。

その道は、まさにいばらの道。
でもそこを抜けた者にしかつくれないもがつくれ、生まれない価値が生まれます。
まさにそんな10年でしたよ。

2018年6月4日

すべては学生と日本の未来のために。
創業以来この理念のもとやってきた。
これまでの苦しさを例えるならば、
筋トレしてちゃんと身体をつくる前に、
ベンチプレスで100kg上げちゃった状態。w
それを10年近くずっと持ち上げたまま身体をつくった。

ビジネスモデルも収益構造もない段階で、
とにかく社会に必要だからとまずキャリぷらをつくった。
そして維持、運営しながら収益モデルをつくっていった。
仕事をつくり、稼ぎ、キャリぷらにつぎ込む、
とにかく仕事をつくり、稼ぎ、またつぎ込む、
というサイクルを毎月ひたすら回し続けた。
昼も夜もなく、曜日も休日もなく、永遠に。
「メシが食えない」という表現があるけど、
本当に食えない状況ってたぶんあんまりないと思う。
でも本当にまじで、がちで食えなかった。
毎月固定費のかかるボランティアだし。
最初のほうこそひと月数十万の固定費だったけど、
それが100万になり、200万を超えて膨れ上がり、
その固定費を毎月必ず月末に払わなきゃならない。
そりゃ苦しい。
まーでも、私自身はそれでもぜんぜんよかった。
わかってて、好んで、自らやったことだったから。

おかげで、毎年1年間に、
約1万人の学生が利用する場が街の中にできた。
学内でもイベント100開催分の場が毎年できる。
今や100社超の企業も学内とキャリぷらを活用してる。

すべては学生と日本の未来のために。
はじまりはある大学の就職相談ブースだった。
次に路上で学生の相談にボランティアで乗って、
新聞、テレビ、ラジオ、雑誌に取り上げられた。
おかけでたくさんの大学でお仕事させてもらえて、
その売上を全部使ってキャリぷらをつくった。
それが今から8年前、気がつけばまる8年が経った。
今年中にはまた、キャリぷら東京も復活する。
全国の大学が活用できる新スキームもリリースする。
俄然おもしろくなる。
働きやすい会社にもなってきたし、
これからますますおもしろい会社になっていく。
すべては学生と日本の未来のために、
自分も会社も成長していることを日々実感してる。