キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

世間を知ることで捉え方が変わった

こんにちは、えつこです。
今日は込み入った話題です。笑

 

子ども時代、実家(両親)に対する不満が募り、こんな家早く出てやると常々思っていました。
なので大学を選ぶ第一条件は、一人暮らしができる遠いところ。

そのため、大学に入学し一人暮らしを始めた時、周りの友人はホームシックになっていましたが私は浮かれまくっていました。笑

 

しかし、一人暮らしをしても自立したわけではなく、やっぱり自分は養ってもらってる子どもだなと感じることが多々あり、あぁ早く社会に出て自立したいなぁと思っていました。
そうなったら絶対に実家に戻りたくないし、ああいう大人(両親)のようにはなりたくない、そうならないためにはどうしたらいいんだ?と考えていたのです。

 

周りの友人が恵まれていると感じ、羨ましく、反骨精神だけで生きているように思っていました。
この負の感情は兄弟間でしか共有したことがなく、初めて他人に言ったのは、今思えばたなべあーでしたね。
チラっと話すだけでも恵まれた人には理解してもらえなかったのですが、たなべあーは理解して共感してくれました。それだけで、どれだけ心強かったことか。


ですが、そういう負の感情は年々薄くなり、今ではほとんど考えなくなっています。

 

そうなったきっかけは大きく2つあります。

 

1つ目は、学生時代のアルバイトでの出会いです。

学生時代のほとんどを京都のある地区の飲食店でアルバイトしていました。

大学からは少し離れていたため、同じ大学の人はほぼおらず、地元の人が多かったのです。

しかし、家庭環境が複雑で高校を退学しなければいけなくなったり、壮絶な家庭環境の人たちと何人も出会いました。

その人たちと比べて、自分はどうしてこんなに世間知らずだったのだろうと衝撃を受けました。

狭い視野の中で実家や両親に対する反感を抱いていた自分が愚かだったなぁと...。
とはいえ、感情としてはまだ苛立ちのようなものを感じていましたが。

2つ目は、キャリぷらです。
年間1万人の学生と出会い密に関わるキャリぷらでは、相手の家庭環境や生い立ちなどを知る機会が多くあります。

そんな中で、両親が病気で高卒で働き、しばらくしてから大学に行き直していたり、家族が自殺してしまったり、自分も自殺したいと言う学生とも出会いました。


誰かと比べて自分がどう、というわけではないのですが、こうした出会いを通じて、私は恵まれていないわけではないと気付き、恵まれた環境を無駄にしていたことを感じるようになりました。

 

あとは中身が大人になってきたんだ、と思いたいです。笑

 

今日のブログは以上です。また来週!

 

学生時代にキャリぷらを利用していた時のわたしです