こんにちは!キャリぷらスタッフのみおです。
今日は私なりにたなべあーの話し方について分析してみようと思います。たなべあーの話は聞いていて、分かりやすいんです。そして、面白いんです。利用学生としてイベントに参加していた時もいつも感じていました。いったい何が違うのか。気づいたことを3点紹介します。
1点目、まず、たなべあーはゆっくり話します。伝えようと思うあまり気持ちが急いたり、緊張したりして、早口になることは誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。ですが、私は早口なたなべあーを見たことがありません。いつも落ち着いています。むしろ適度に「間」を取っており、一つひとつ考えて言葉を発しているように見えます。焦って早口になっても聞き手には伝わりにくくなるだけです。そんな時こそ落ち着いて話せるようになりたいですね。
2点目、台本(カンペ)を読みません。私が気づいていないだけで実は用意はしているのかもしれませんが、オンラインで見るかぎりそんな様子はなく、ちゃんとカメラ(パソコンの画面)を見ながら話しています。ここからもしっかり考えて言葉を発していることが感じ取れますし、目線が合うため聞きやすいです。
3点目、「例え話」がとても多いです。私たちスタッフに説明をするときも、学生に説明をするときも同様です。面白いと感じる理由のひとつかもしれません。単調に話すのでなく「例え話」を用いることで、聞き手全員に同じイメージを持たせることができます。ただ論理を説明しているだけだと、聞き手は自分で理解をし、こういうことだろう、と考えなければいけません。そのうちに話し手はAのこと伝えているはずなのに、聞き手の中にはA+やA-のイメージを持っている人が出てきてしまいます。しかし、分かりやすい「例え」を提示することによって、それを阻止します。聞き手は全員、難しく考えることなく、同じイメージを頭に浮かべるため、自分が伝えたいことを正確に伝えることができるのです。
分かりやすい。かつ面白い。私もそんな聞き手の心を掴む話し方を身に付けたいです。
それではまた来週!