スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。
学生の企業選びの条件の一つに
【研修制度が充実している会社】
という人も少なくありません。
では、企業にはどういう研修があるのでしょうか?
内定者教育、新入社員研修、各年次での研修、階層別研修、専門技術研修など、各種研修などなど、様々な研修があります。
私は学生に、
【研修で成長できると思わない】
とお話しします。
ほとんどの学生が【キョトン】と目を丸くします。
企業が社員にさせる研修の意味とはどういうものでしょうか?
企業は、社員が、【その企業に「売上」や「利益」をもたらす存在】になってもらうために、【各種研修】を実施します。
ですから、【売上や利益につながらない】研修は実施しません。
つまり、【社員の自己成長だけのための研修】は、企業は行いません。
企業が社員に行う研修には、いくつかの種類があります。
ひとつは、
【その企業の社員として必要最低限のことを学習してもらう研修】
です。
代表的な研修は、
【新入社員研修】
です。
社会人として最低限必要な素養を伝授する研修が新入社員研修ですね。
ふたつめは、
【基礎習得後、自己研鑽を促す研修】
です。
【技術教育】や【初級管理者研修】などが該当します。
基礎、基本を学び、現場で実践し、自分で考え、学ぶ【きっかけ】をつける研修です。
その他にもいくつか種類はありますが、全てに通じることは、
【企業が金をかける以上、費用対効果を常に考えている】
のです。
各種研修制度が整っている企業とは、
【研修後の効果確認】
を冷静に見ている会社とも言えます。
つまり、【この研修を受講すれば、これくらいの期待に応えてくれるだろう】
という尺度を持っているのです。
研修で成長できるのではなく、研修後の自己研鑽を求めているのが企業です。
【自分を成長させてくれる会社】を求めるのではなく、
【自分が成長する「きっかけ」を与えてくれる会社】
かどうかを見極めましょう。
よりよい就職活動が出来ることを願っています。