お疲れ様です!木金担当ほのかです!
昨日は大雨だった私たちの住む箕面ですが本日はたーいへん暑い夏日でした。
さて、今日のブログではインプットとアウトプットについての話をしたいと思います。
記憶がどのように私たちに定着するか、考えたことはありますか?得意な分野においてはよく覚えられるのに、そうでない分野については全く記憶が定着しないし覚えていられないという経験はありませんか・・・?
最近、転職したばかりの友人とこんな話をしていました。ほんま物忘れとか、物覚えとか悪くなった気するよねと。記憶を定着させる方法を二人で一緒に調べてみました。(笑)
するとこんな言葉が出てきました。「エビングハウスの忘却曲線」
これは時間の経過につれ、「人」はどのぐらいインプットした知識を忘れていくのかという表です。一旦、インプットした内容の忘却率を紹介しますね。
20分後には、42%忘れ
1時間後には、56%忘れ
1日後には、67%忘れ
6日後には、75%忘れ
31日後には、79%忘れます。
じゃあ、どうやったら忘却率を軽減できるの?と、思いますよね。先ほどの「エビングハウスの忘却曲線」のデータを使って、カナダの大学で行われた「最適な復習のタイミング」 についての研究があったので、こちらもご紹介します。
いきなりですが、問題です!次の2つの言葉うち、「テストの結果が良くなった」言葉はどちらだと思いますか?※以下の言葉は、講師から生徒に対して伝えた言葉です。
① 「今からの授業で行う内容は大事だから、しっかり聞いといてね。」
② 「この講義が終わった後に、学んだ内容を他の人に伝えるテストがあります。」
どちらがテストの結果が良かったと思いますか?テストの結果は、後者の方が2.4倍良かったそうです。2.4倍ですよ?信じられないぐらい良くなっていますよね。
結果が良かった理由としては、
① 曖昧な知識では人に説明できないから(プレッシャー)
② 伝える内容を頭でまとめようとするから(整理)
しっかりと記憶に残ったのではないでしょうか。
記憶の流れとしては、
①「講義内容のメモを取る(インプット)」
②「まとめる(整理)」
③「どう伝えようか考える(順番等の整理)」
④「人に伝える(アウトプット)」
このようにしてそれぞれの記憶となって定着するんですね。
人は機械ではないので、色んなことを忘れていきます。
「インプット+アウトプット」がセットになって、初めて「正しいインプット」となるんですね。これは学生の時だけではなく、もちろん大人になってからも大きな財産となるのではないでしょうか。実際に私も転職後、初めて教わる事ばかりですが覚えられないことは口に出して復習して、しっかりと自分のものにしていきたいなと思います。
それでは、また明日(^^)/
明日は今日書いたインプットアウトプットを実践できる今年開始の新しいプログラムについて書こうと思います!!それでは、失礼いたします🤭