キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

世界の片隅でひっそりと-キャリぷら10周年記念投稿(FB投稿で振り返る起業12年)vol.24

f:id:careerplatform:20210104093431j:plainこんにちは。

日本キャリアセンターの代表取締役社長で、街ナカのキャリアセンター「キャリぷら」代表のたなべあーです。(よろしければこちらもどうぞ「たなべあーとは?」

今年の7月で10周年を迎える「キャリぷら」。
【地方国公立大学はじめ全国400大学以上の学生が利用し、新卒就活支援を起点に若者のキャリア支援を手掛けるプラットフォーム】ができるまでの軌跡を辿る旅。その第22回目です。

誰も知らない世界の片隅で、
ひっそりと未来をつくる営みが進行してる。
そんな状態やその主体者に私は、
そこはかとなく魅力を感じてしまいます。


見てください。
特にこのときのたんぽぽ。
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まわりのたんぽぽにはもう綿帽子はありません。
飛び立ったんですね。
少しゆっくりなんでしょう。
このたんぽぽだけがたんまり綿毛をたくわえて佇んでいました。

ほかよりも遅いからダメなたんぽぽなのかというと、
それは違うと私は思うんですよね。
ひょっとしたらこのたんぽぽは、ほかのたんぽぽよりもじっくりと、ゆっくりと、たっぷりと種に栄養を注ぎ込んだのかもしれない。
このひとつひとつの種が、飛んで行って落ちた場所のほかのどのたんぽぽよりも、それぞれがとても強くたくましく、美しいたんぽぽを咲かせるのかもしれない。
なぜか、そんなふうに思えてならないのです。

おかしいですね。
ま、そんな性分なんですね。わたしは。

それでは、上の画像のたんぽぽを見つけて思わず書いた、
2013年4月26日の投稿です。

 
 
もはや深夜でもない早朝4:30。
空に浮かぶまん丸の月に負けじと丸くなった綿毛のタンポポを、帰り道にふと見つけて眺める。
周りの茎には既に綿毛はない。
明日はもう飛んでなくなる、そのぎりぎり手前の美しさにしばし見惚れる。
春は来て、そして過ぎていく。
熱くて暑い夏に向かって、休まずに時は過ぎていく。
こうしている間にも、大空に舞い上がるときは刻一刻と近づいているのだろう。