スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。
もうすぐ梅雨明けですね。
さて、国家公務員試験の総合職試験が終了しました。
例年、公務員試験断念組をターゲットに、企業が
【夏採用】
を本格化してくる時期がこれからです。
2022年新卒採用は、7月までに【知名度の高い、企業人気ランキング上位の会社】が採用予定数を満たし終了しましたが、それらの会社でも【追加募集】で会社説明会を開催しているところがそれなりの数あります。
ましてや、超大手でも知名度ない会社や、企業間競争の激しいIT業界や流通業界、成長著しい介護業界などでは、旺盛な採用意欲を見せており、継続して会社説明会や採用選考を行っているようです。
では、【春採用】と【夏採用】では、どういう違いがあるのでしょうか?
簡単に言うと、
【内定を出す人数が春採用に比べて夏採用では少ない】
ということです。
それぞれの企業群の特徴を書き連ねたいと思います。
【知名度の高い企業】
・春採用で内々定を出した学生から辞退され、採用予定数を満たすための【追加募集】
・公務員試験、教員試験断念組からの【少数積極採用】
【非常に狭き門】であるといえます。
多くの会社が春採用で応募した学生の再応募は認めていないところが特徴です。
【知名度の低い大手企業】
・春採用で採用予定数が満たされず、その上内定辞退が出たためにする【継続募集】
・内定が出ても迷って就活継続している学生をターゲットに【積極採用】
【企業がターゲットとしている学生の層】に対しては、【親切・丁寧】に接しながら選考する会社が多いと思います。
BtoB企業が多いので、自社の業務内容や取り組みを知ってもらおうとするからです。
ただし、【採用基準】については厳しく遵守する企業が多いのも特徴です。
【企業間競争の激しい企業】
・新卒採用のみならず、中途採用も積極的に行っている【恒常募集】
・学生さんに適性があれば、時期に関わらず採用する【通年採用】
IT業界にしても、流通業界のようなBtoC業界にしても、学生さんを見る視点は【適性】です。
志望動機よりも適性があればいつでも採用したい。それがこの企業群の特徴です。
【知名度のないBtoB等の中小企業】
・大手と採用開始時期をあわせず、夏採用から新卒採用を本格化する【時間差募集】
・採用予定人数自体が少なく、職務適応性の幅を重視する【少数精鋭採用】
採用予定人数が少ないということは、自社の採用基準に満たなければ採用を見送ってしまうこともあるため、実は【狭き門】であるともいえます。
特に、中小企業といえども作っている製品のシェアが高い会社はプライドも高く、自社の業務に自信を持っている会社が多いのが特徴です。
大まかに企業規模別の特徴を書き連ねましたが、選考を受けるときの【共通の心構え】は、
【モチベーションを保つこと】=【企業に興味を持つこと】
です。
昨年から就職活動をしている学生にとって、【モチベーション】を保つのが難しくなっている学生さんを多く見受けます。
公務員試験や教員採用試験断念組の学生も同じく、就職するという【モチベーション】を持とうとしてもなかなか難しい学生が多い。
ですから、逆に【モチベーション】や【企業への興味】を持っている学生が【光る】のです。
企業との出会いは一期一会です。自分に合う企業に出会うための活動が就職活動だということを、今一度思い起こしていただきたい。
念願しています。