キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

面接官の頭の中は舞台

 スタッフブログ木曜日担当の眉毛おじさんです。

 

22卒の就活。徐々に熱くなってきました。

オンラインキャリぷらも盛況です。

インターンシップ、早期選考、不安で頭がいっぱいになっていませんか?

エントリーシートや面接の自己PRやガクチカに頭を悩ませている学生も多いと思います。

30年にわたり人事業務や面接官を担当してきた経験から、今日から数回、就活についてお話しします。

 

当たり前の話ですが、学生のあなたと、エントリーシートを読む人事担当者や面接官は、ほとんどの場合「初対面」です。

初対面の人と最初に話すとき、その人の「人となり」を知ろうしますね。

それは面接官も同じ。

エントリーシートや面接で聞かれていることの共通点は、

「あなたはどういう人ですか?」

ということ。

学生は、それを人事や面接官にわかりやすく伝える必要があります。

面接官はあなたを知りたくてうずうずしています。

その時、面接官の頭の中は、「誰もいない舞台」と同じ。

その舞台に、あなたが主人公として現れることを期待します。

舞台の上には、主人公であるあなた、わき役であるだれか、そして、家や部屋などのセットが必要です。

つまり、「場面構成」が重要。

例えばアルバイトのエピソードを話す場合、

「アルバイトでお客様と良いコミュニケーションを取りました」

と言ったとします。

面接官の頭の中の舞台にセットが作られたでしょうか?できないですね。

「20席の個人経営の居酒屋で2年間アルバイトをしています。そこには毎日来る常連のお客様がいて、その方々の注文するものは、『いつもの』と言われる前に出せるようになりました」

どうですか?皆さんの頭の中の舞台にセットと主役、わき役が湧いたのではないでしょうか。

再び言います。面接官とあなたは初対面です。

あなたの行動が頭の中の舞台に描けるように話すこと。

そこから面接が始まると思ってください。

 

より良い就職活動ができるよう、願っています。