スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。
今回は、今までの就職活動の振り返り方をお話ししたいと思います。
私が勉強している【解決志向ブリーフセラピー】という心理療法の中心哲学に、
1.もしうまくいっているのなら、変えようとするな。
2.もし一度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ。
3.もしうまくいっていないのであれば、(何でもいいから)違うことをせよ。
という【3つのルール】があります。
これは私の経験ですが、仕事をする上でも生活する上でも勉強の上でも、かなり当てはまる気がします。
例えば、企業活動における、【3つのルール】に反する行動として、
1.せっかく順調に進んでいた業務の一部を良くしようと変えてしまって、逆に滞って前より悪くなる。
2.試行錯誤してやっと成功した事業のやり方に確信が持てず、再度試行錯誤して失敗する。
3.うまくいっていない事業はその時の特殊な時代背景によりうまくいっていないんだと信じ込んでやり続けたところ、その後一度もうまくいかなかった。
こういうことが企業活動においても往々にして生じます。
就職活動中の学生に置き換えると、
1.エントリーシートによる書類選考は通っていたが、面接で落とされたのでエントリーシートも見直し、それ以降書類選考も通らなくなった。
2.やっと一次面接に通ったが、その面接で通ったことがたまたまだと思ってやり方を変えてしまい、その後一次面接が通らなくなった。
3.就活本にあるマニュアルの通りにエントリーシートを書いているのでいつかは通ると思い変えていない。
こんなことがありませんか?
うまくいっていない学生の話を聞くと、通る通らないにかかわらず、企業によってエントリーシートや面接まで企業に合わせて変えている方か、もしくは全く変えていない方が多いようです。
企業に合わせて変えていくのは間違いではありません。同じ業界でも企業一社一社で性格は違いますから、それ自体は正しいのです。
態度を全く変えないことについても、それが【マニュアル】でなければ、【あり】でしょう。
【変えるもの】と【変えないもの】の【区別】をすることが大事だと、私は思います。
当たり前ですが、【志望動機】は企業によって変えなければいけません。
では、【変えてはいけないもの】とは何でしょうか。
それは、
選考通過時のエントリーシートの会社を思う【気持ち】
面接通過時の【熱意】
面接通過時の「その会社のためにだけ伝えようとした」【気概】
といったものでしょうか。
エントリーシートのように、文章で記述するものについても、面接のように人が相手でも、変えてはいけないものは、【熱意、気概、情】などの【情緒的】部分です。
漠然としている感じがするかもしれませんが、ぜひ、通過時の【気持ち】を思い出してください。そして、通過時の【気持ち】を再び続けてください。
通過しなかった場合は、【気持ち】を「なんでもいいから」ちょっとだけ変えてください。
そこが大きなチェックポイントです。
ぜひ、お試しください。