キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

石の上にも10年-キャリぷら10周年記念投稿(FB投稿で振り返る起業12年)vol.28

f:id:careerplatform:20210104093431j:plainこんにちは。
日本キャリアセンターの代表取締役社長で、街ナカのキャリアセンター「キャリぷら」代表のたなべあーです。
「たなべあーとは?」

今年の7月で10周年を迎える「キャリぷら」。
【地方国公立大学はじめ全国400大学以上の学生が利用し、新卒就活支援を起点に若者のキャリア支援を手掛けるプラットフォーム】ができるまでの軌跡を辿る旅。その第28回目です。


今日は今から6年前の記事を取り上げます。
オープンから丸4年が経った頃。
キャリぷらの歴史、大事にしてる考え方なんかを垣間見ていただける記事です。

実はキャリぷら、最初の3年は完全にボランティアとして取り組んでいました。
そして、3年目の終わりに企業向けのビジネスモデルをつくった。
苦労して、時間をかけて、サステナブルな仕組みづくりを進めていました。
他のビジネスとは同じにならない方法で、社会インフラとして定着させるために。
その事業が少しずつ立ち上がってきたよ、という時期です。
さらには、これから全国の大学の学内に場をつくり広げていくよ、と書いてます。

つくり広がりました。
感謝しかありませんねぇ。


2015年5月9日の記事です。

さて、
キャリぷらは就活塾じゃない。
学校でもないしカフェでもない。

しかし、学びは多いし癒しもある。

就活生向けのフリースペース。
全国の学生が無料で利用できる
「街ナカのキャリアセンター」
だ。

世の中になかったものをつくった。
だから、当然わかりにくい。
でも幸い、1万人を超える学生が利用している。
のべなら3万人以上にもなる。
今月で、プレオープンから4年になった。

学生にとって必要な相談相手と情報を得る機会、そして自由に作業したりくつろいだりできるスペースを、東京は九段下(飯田橋)・大阪は本町に設置している。

当初、当社完全持ち出しでのボランティアから始め、これを持続可能な社会のインフラにするため3年目に仕組みを発展させた。
具体的には、企業のみ利用料をもらうようにした。
言わずもがな、学生にとって有益な相談相手、学生に知ってほしい企業だけに利用を限定している点において、ボランティア時代となにひとつ変えてはいない。

そんなキャリぷらは、景色がおもしろい。
北海道から沖縄までの国公私立の学生たちが、偏差値、文理、学部修士、男女を問わず利用しているからおもしろい。
中学を卒業して以来はじめて、まるで義務教育時代を思い出すような多様性に満ちた面々が、ここを利用しているからだろう。

または、「教えない」「学生をお客さん扱いしない」ことから生まれるスタッフの関わり方、主体性を喚起する自由な空気と礼儀やマナーを重んじるぴりりとしたムードがそうさせるのかもしれない。

学生と企業が互いに顔の見える関わりができるリアルな場、オフライン採用インフラが完成した。

さらにその機能を整えながら、今年はその場を全国の大学の中に広げていく予定だ。

その歩みは緩やかだ。
しかし、本物で着実な歩みだと自負できる内容だ。