キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

私の恥ずかしい過去とマイナス特性

今だから書きますけれど、書けますけれど、会社員時代、特に若いころの私は結構手抜きの仕事が多くて、例えば営業するにしても客先に訪問せず、電話だけで済ませるというようなことが多かったんです。

特にこれは20代のころに顕著で、その日の行先をホワイトボードに書いて、行ってきますと会社を出てすぐうまいものを食い、海辺に車を止めたら2~3件電話をかけて寝る。なんなら夕方まで寝る。起きたらまた何件か電話をかけて、寝すぎて目が腫れてるからちょっとドライブしてから会社に戻る。そんな仕事の仕方でした。

かといって成果を出してなかったかというとその逆で、一日数件の電話だけでトップセールスになったりしてた。私の場合、商談をすれば案件になる。案件になればほぼ受注できる。いずれもその確率が非常に高くて、一日訪問件数何件みたいな会社が決めた目標通りに訪問してしまうと、案件や受注が多くなりすぎてとてもじゃないけど手が回らない。だからぜんぜん訪問しなくなって、でも件数の目標を厳しく追及させるので、最初は仕方なしに電話で少し話して訪問したことにしたのが、そのスタイルになったきっかけでした。

悪く言えば手抜き、よく言えば効率的。
めちゃくちゃサボってるのに、実績は上がるから評価される。だから、そんな仕事の仕方が定着してどんどんラクをすることに慣れていきました。

そこで地獄を見るわけですね。世の中ちゃんと辻褄は合うんです。30歳を挟んで前後の数年、それまでのそんな働き方のしわ寄せがドッと来ました。それはもう、これでもかー!と言わんばかりにドバーっと。異動に伴う役割の変化など、いろいろと環境の変化があって、どうにも立ちいかなくなります。まさに底辺に這いつくばり、辛酸を舐め尽くしました。3年くらいですね。あれは辛かった。本当に辛かった。笑

で、そのあとまた転機があって、新規事業部の支店の立ち上げで復活します。反省したんですね。全力を尽くしました。死力を尽くしたと言ってもいい。そこで大変な成果を挙げることができました。名実ともに高く評価もされました。この「実」の部分が大きかったですね。なんせ常に評価が高かった20代は、この「実」がありませんでしたから。いつも少し後ろめたい気がして気持ちわるかったし、ぜんぜんうれしくなかった。だからこそ、あのときはうれしかったですね。うれしすぎて泣きました。

この経験は人生で2回目でした。実はその前にも一度経験してました。大学受験で。笑ってしまうほど、上に書いたことと同じことをしでかしていました。そして、まったく笑えない結果になってしまって、そのことを重く受け止め、深く深く反省して、満身創痍で2年半の路上生活を決行しました。今回でいえばそれが3年間の支店立ち上げにあたるわけですが、その結果として復活して就活という舞台で成果を収めました。なのに、社会人になってそれをまた繰り返してしまったわけです。

つまり、私はサボるんです。すぐに手を抜いてしまう。改めて文字にして書いてみると、ほんとにどうしようもないヤツですね。(笑)ま、ただ、救いもあります。この2回の経験、辛酸を舐めた経験を経て、そこに傾向があることに気づきました。
・「他人が決めたことをやらされる」取り組み
・「みんながやる、誰でもやる」取り組み
・「金、評価、名誉などの私利私欲のための」取り組み
この中の1つでもあれば自分はがんばらないということがわかりました。
3つ重なってることなどはもうどうしようもないほどがんばれないですね。ちなみに、上に書いた2つの大失敗はいずれも、私にとってズバリ3つとも当てはまる取り組みでした。

このことから得られる教訓として、私にとっては2つありました。
ひとつは、
「実」のない虚像はいつか崩れる。己を偽り、他者を欺く者に未来はないということ。適当なことをせず、誠実に事に当たることの大切さを痛感しました。
もうひとつは、
過ちは正すことができる。そうすれば失敗は成功に繋がる過程となり、何一つ無駄な経験ではなくなるということ。身から出た錆をしっかりと落とすためにしっかりと磨けば、磨く前、つまり元の状態よりもピカピカになります。だから、嘆いたり凹んだりすることは最小に抑えて、早くそこから学び成長することにより強く意識が向くようになりました。

さて、いかがだったでしょうか?
私の恥ずかしい過去と負の特性について書きました。
ここに書いたことは、私という人間を形作る重要な要素になっています。さらには、その後の起業の仕方、事業ドメインの選び方にも大きな影響を及ぼしています。これらの経験とそこからの学びがなければ、おそらく「キャリぷら」はないでしょう。
そのへんの話は気が向いたらまた書くかもしれません。

それでは今回の記事はこのへんで。


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