私は説明がものすごく下手です。
(ちなみに、説明以外にも下手なことはたくさんありますよw)
説明が上手であることにこしたことはありません。
だからって、誰でも簡単に説明が得意になる訳でもありません。
これまで説明が苦手だった人が、突然うまくなるというミラクルはそうそう起きません。
だから、下手でも説明しないといけないときはしないといけないんです。
そこで、そんな私が大事にしているのは、「自分が説明が下手であることを認識すること」です。
説明が下手だと自覚しているだけで、相手の反応に敏感になれます。
相手がわかっていないと感じたときに、「なんでわからないの?」とイライラするのではなく、「自分の説明があかんかったかな?」と考えることができます。
この心構えがとても大切だと感じています。
完璧に説明できる人などいませんし、自分が説明上手だと信じ込むと、相手が理解してくれなかったときに腹を立ててしまう恐れがあります。
「ちゃんと説明したのに、なんでできてないの?」と相手を責めるのは良くないですよね。
でも、自分が下手だと分かっていれば、相手がうまくできなくても、「また言い方が悪かったかも」と冷静に考えられます。
それに、私はあらかじめ「私の説明が分かりにくいので、わからなかったらすぐに聞いてね」と相手に伝えるようにしています。
これだけで、コミュニケーションがずいぶんと楽になります。
就職活動の場面でも同じことが言えると思います。
例えば面接。
すでに説明している内容について面接官から質問されたとき、「ちゃんと答えているのに、どうしてまた聞かれるんだろう」と焦ることがあるかもしれません。
でも、自分の説明がまだ伝わっていないかもしれないと考えることで、落ち着いて応えられるかもしれません。
完璧な説明など誰にもできません。それを理解していれば、面接の場面に限らず、人間関係においても、相手に対して余計なストレスを感じることが少なくなると思います。
この心構えは、就職活動だけでなく、友人や後輩、先輩、夫婦関係など、あらゆる人間関係で役立つと思います!