スタッフブログ、水曜日担当の眉毛おじさんです。
6月のサイトオープンから始まった2024卒向けサマーインターンシップも後半にはいりました。
2Dayや1Weekといった比較的長めのインターンシップにことごとく落ち、やっと先着順の1Day職業体験に参加できた、という学生も多いのではないでしょうか。
以前のブログで書きましたが、知名度の高い会社の複数日のインターンシップは、学生が集中するので、参加できる方が奇跡に近いといいました。
複数日のインターンシップのほうが「職業体験」できると思っている学生が多いのですが、私から言わせると、【長期だろうが短期だろうがその会社の本質は見えない】ので、ワンデーでも十分に情報を得られると思っています。
ワンデー職業体験で情報を得るには、参加する【心構え】が重要です。
物見遊山で見物客のように、【相手から何か与えてくれる】と思って参加したら、ほぼ何も得られないでしょう。
参加する心構えとして、【自分がこの会社で働いたらどういう活躍ができるか】という視点がとても大切です。
ワンデー職業体験の代表的なスケジュールは、
1.会社説明会ロングバージョン
2.グループワーク
3.社員との座談会
です。
会社説明会では、どんな商品や製品を作り、どうやって利益を上げているのか、そこに社員がどうかかわっているのかを詳しく話してくれるでしょう。
その時に、自分はどの部署でどうやって働くだろうかを想像することが大切です。
そして、会社紹介ビデオが上映されることもあります。私が人事の時、会場の電気を消して会社紹介ビデオを流すと、ほとんどの学生が目をつぶっていました。
実は、このビデオにこそ情報が詰まっています。
ビデオの中で様々な部署で活躍している社員が話します。どの部署でどういう活躍をしているのか、なんでこの会社を選んだのか、どういう思いで働いているのかがビデオの中に詰まっています。これを聞き逃さないでほしいというのが人事の思いです。
そして、一番情報がとれるのが【社員との座談会】です。
若手社員が来て、数人の学生と輪になって質問に答えるパターンが多いと思います。
そこで学生がする質問が「仕事は楽しいですか?」とか、「働きやすいですか?」とか、「休みは取れますか?」とか・・・。
第三者、傍観者がする質問が多いんです。
私ならば、「入社1年目はどういう仕事をしましたか」「2年目は?」「3年目は?」と質問攻めをするでしょう。
その理由は、その社員が時間を追って働いてきた姿は、その会社に入った時の自分の姿を投影しているからです。
そして社員から聞き出したら、自分ならばどうするかを考えるでしょう。
そうすることで、本選考になった時、
「あなたは入社したらどのような仕事がしたいですか?」
という質問に、明確に答えることができるでしょう。
漫然とワンデーを受けず、当事者意識をもって受けましょう。
より良い就職活動ができることを願っています。