致知6月号を読んでの感想です。
星稜中学校野球部監督の田中辰治監督と、慶應義塾体育会野球部の堀井監督の対談を読んでの感想です。
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やはり星稜出身者として、星稜の監督が出ているからにはこの記事の感想文を書かないといけないだろうと思い書きました。
ただ、田中監督は中学野球部の監督なので接点はありませんでしたが、星稜中出身の同級生たちからは「あの人は人格者」と聞いていました。
この記事では、田中監督の方針として「技術力が劣っていても、人間力のある選手を使う」と決めていると書かれていました。
実際に全国大会でも、普段技術力がある選手ではなく、日常生活の態度がよく頑張っている選手に4番を打たせたところ、見事に結果を出したそうです。
記事のなかで、野球以外の日常生活の態度、例えば試合前に球場のトイレ掃除をするなど、そういうことが「自分たちは徳を積んでいるから負けるはずがない」というモチベーションになっていると書かれていましたが、これにはとても納得しました。
昔たなべあーから、朝誰より早く来て、全員の机を拭くだけでも、それだけで成長すると言われたことがあります。
それが成長に繋がることは体感ではわかるのですが、なぜそれが糧になるかと言うのは具体的に言語化はできていませんでした。
ただ、先ほど述べたように、そういう行いが自分のモチベーションや自信につながることで、例えば表情や姿勢などが変わって、それが仕事も含めいろんな結果につながるんじゃないかと考えました。
そういう日常のことを改めて見直したいと思います。