キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

脳の仕組みを知ってストレスを軽減させる

人間学を学ぶ月刊誌「致知」3月号を読んだ感想を書きます。

ちなみに、毎月第三土曜日に異業種のメンバーが集まり、致知の感想文とその感想を発表し合うこの【三土会】も、今回で12回目となりました。

仕事とは全く関係のない社外の方との交流の場はとても刺激的で、毎回勉強になっています。

 

さて、今月号は「渋沢栄一」特集ということで、私がピックアップした記事は「渋沢栄一が教える 人生をひらく脳の使い方」です。脳神経外科の篠浦さんという方が書かれています。以下感想文です。

 

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記事の冒頭で「歴史に名を残すような優れた人物の脳の使い方を学ぶことが、病気やストレスを乗り越え、充実した幸せな人生を送るために有用だ」という一文があるが、その視点は今まで全くなかった。

今まで他の人がどういう人生を歩んでいるか、どういうふうに仕事や人生の困難を乗り越えてきたか、その具体的なやり方には興味を持って調べることも多かったが、「他人の脳の使い方」ということは考えたことがなかった。

 

ただ脳の仕組み、使い方ということに触れる機会は今まで多々あった。

なぜならたなべあーから、脳はスーパーコンピューターであるんだといったことをはじめ、脳に思い込ませるにはどうするかなど、脳の使い方について教えてもらう機会は多々あった。

ただ自分なりに実践はしてきたが、実際に脳の機能や仕組みについては理解できていない。

 

そういったなか、この記事で特に印象的だったのが、左脳と右脳のバランスについてだった。

言語を掌り、自分と他人を切り離して考えるなど物事を明確にしていく左脳の働きと、反対に左脳のように区別するのではなく、周りと調和していく右脳の機能がある。

渋沢栄一がこれだけの功績をあげたのは、一人で成果を上げようとするのではなく、常に周りを巻き込みながら日本を作り上げて行ったのは右脳主体でかつ左脳の論理性も持ち合わせていたバランスがあったからだそうだ。

 

一方で現代の日本では、受験で勝つことを重視する家庭の教育や、自分さえ儲ければいい、短期的に利益を出せばいい、そういった左脳主体の考えが主流になっている。

 

ただ10代〜20代でもとてもパワーを持って精力的に活動し活躍している人がたくさんいる。オリンピックの金メダリストも多数輩出していて、起業家、歌手、漫画家、ユーチューバーなど、すごい熱量で取り組み、成果を出して活躍しているがたくさんいる。

しかし、精神的に病んで休む人も目立つように感じていた。

これは結局社会に出ると1人で生きることはできないため、左脳主体の人であればそういった部分にストレスを感ていじ、精神的に病んでしまう人が増えているのではないかと思う。自分しかり。

 

なので、まずは「知る」ということが大切で、自分は左脳主体で、右脳の機能が低下しているから、こういうことが起きやすいだろう。だから、対応策としてこうしないといけばいい、それを「知る」だけでもストレスの負荷をきっと軽減できるんだろうと思う。

 

まずは脳の仕組みを知る、機能を知る、そこからはじめていきたい。