スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。
3月が始まりました。名目の企業の採用広報解禁です。
オンラインキャリぷらでは、エントリーシートの添削依頼で大賑わいです。
エントリーシートの記入で気をつけていただきたいことがあります。
それは、【仲間うち言葉】です。
【仲間うち言葉】とは、ネットスラングや学生しかわからない言葉、もっと細かく言うと、大学の中だけで通用する言葉や、友達同士でしか通用しない言葉のことです。
もっとも身近な例を挙げると、
【就活】です。
正式には、学生さんから見ると【就職活動】ですし、企業側から見ると【採用活動】です。
マスコミでたくさん取り上げられましたので、【シューカツ】という言葉は一般的になりましたが、私たちおじさんはあまりよいイメージで捉えていません。少なくとも【サイカツ】とは、採用担当者は絶対に言いません。
あとは【合説】も一般的ではありません。
【ゴウセツ】とワープロ(これは一般的です)で打っても、【豪雪】としか出てきません。
【合同企業説明会】が正式な言葉です。
採用担当者は【合説】でわかりますが、年配の面接官はわかりません。
【ガクチカ】も同じ。採用に携わっている人以外理解できません。
何がいいたいかと言うと、
【読み手に解釈をゆだねないこと】
を心がけていただきたいのです。
【合説で貴社をしり、大変興味を持ち志望しました】
という文章をよく見かけます。
なぜ、読み手に解釈をゆだねてはいけないかというと、
ある程度年配の方は、
【これ、どういう意味?】
と、質問はしないからです。
何十年も会社生活を送ってきたプライドがあり、
わからなくても【わかっているフリをする】
からです。
【わかっているフリをする】ということは、
【わかっていないから読み飛ばす】
ということです。
つまり、
【一所懸命記入しても、読まれない】
可能性が出てきます。
エントリーシートや履歴書は、
【読み手のために書く書類】
です。
ビジネス文書に、【読み手】のない文書はありません。
では、どれが仲間うち言葉かどうか判断すればいいのでしょうか。
一番の味方がいます。
【親】です。
【親】に読んでもらって、わからない言葉を聞くこと。
もし、親に読んでもらうのが嫌ならば、
【社会人の大人】
に読んでもらうこと。
常に、第三者の目を意識して記入してください。
より良い就職活動ができることを願っています。