キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

【就活アドバイス】こういう時代だからこそ電話をフル活用しよう!

スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。

コミュニケーションツールの進化がものすごい速度で進んでいます。

電報→電話→ファックス→電子メール→TwitterFacebook→LINE,Instagram,TikTokSNS

【こんなコミュニケーションが取れたらいいなあ】
という人間の欲求が新しい技術を生み出しているのが良くわかります。

特に、電子メールは、電話とファックスの欠点を解消した画期的なツールだったといえるでしょう。

【電話】の最大の欠点は、【相手の状況が見えず、記録が残らない】ことです。
【ファックス】の最大の欠点は、【即時性がなく、相手が確認したかどうか分からない】ことです。

【即時性】【記録】【確認】の全てを満たしたのが電子メールだったので、爆発的に広がりました。

しかし、いまだに即時性、特に緊急性の高いものは
【電話】
を利用することが多いのも事実です。

学生が【企業に電話をする】行為のハードルが高くなっているようです。

携帯電話ならば、かけるときも受けるときもあらかじめ登録していればディスプレイに相手の名前が出ます。

そういう状態ならば、【自ら名乗る】必要がないですね。

しかし、企業に電話をかける場合、
【誰が電話に出るか分からない】
から、不安が大きくなります。

新入社員研修で時間をとるのは、この【電話のかけ方、受け方】です。

電話をかける場合、【相手の顔が見えない】から、【自ら名乗る】ことを伝えます。
また、【相手が何をしているか分からない】から、そこに気遣いの言葉を入れます。
ここでつまづく新入社員がたくさんいます。学生さんも同じです。

まず、【名乗らない】人が多い。
かけた方から名前を名乗ることが原則です。
なぜならば、かけた方は【どこにかけたかわかっている】が、【かかってきたほうは分からない】からです。

そして、その次に【相手を気遣う言葉】を入れます。
なぜならば、電話を受けるほうはどんなに忙しくても【電話に出なければいけない】からです。誰からかかってきたか分からず、電話の会話を聞かなければ重要か重要でないかわからないから、その状況をねぎらわなければいけないのです。

そこまで出来れば、後は本題に入れます。

こんな感じです。赤字下線は【相手を気遣う言葉】です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
学生が電話をかけるとき
呼び出し音:ルルルル
会社:○○株式会社です。
学生:○○会社さんでいらっしゃいますね。○○大学▲▲学部◆◆学科の□□△△(フルネーム)と申します。いつも大変お世話になっております。恐れ入りますが、人事部の○○さんはご在席でしょうか。
会社:ただいま電話を代わりますので、少々お待ちください。
保留音
人事:電話を代わりました。人事部の○○です。
学生:大変お忙しいところお呼び立てして申し訳ございません。私、○○大学▲▲学部◆◆学科の□□△△(フルネーム)と申します。
今、お時間よろしいでしょうか?
○月○日に御社で開催される会社説明会の件でお電話いたしました。○○ナビの説明会予約画面を拝見しますと、予約開始直後に満席になっております。
どうしても御社の会社説明会に参加したいので、予約のキャンセルが出ましたら、参加させていただけないでしょうか?
人事:そうですか。今年は直前のキャンセルが多くなっておりますので、当日お越しいただければ結構です。念のため、もう一度お名前頂戴できますか?
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
こういう会話をしていただければ結構です。

電話は相手の時間を奪い、相手の都合を考えないツールですが、声で人格が伝わるツールでもあります。

他の学生が嫌がるからこそ、使ってみましょう。

よりよい就職活動が出来ること、願っております。