人間学を学ぶ『致知』という雑誌の1月号を読み、その感想と学びについて書きます。
「海のような広い心を持って」という、100歳を迎えたにも関わらず病気知らず医者知らずの蒲田さんという女性の方の記事を読みました。
この記事は、なぜ100歳にして今なお医者知らずで健康でイキイキと輝いて生きているか、そのヒントを得るために、蒲田さんのこれまでの100年間の人生を振り返った内容となっています。
関東大震災で大怪我したり、また戦時中の過労で最初の旦那さんが亡くなられたことなど含め、とても大変な時代を生き抜いてきた蒲田さんの人生を読んで、心の在り方が健康につながっているんだと感じました。
いろんなエピソードから出てくる考え方が本当に前向きで素晴らしいなと思うのですが、特に印象に残ったことがあります。
蒲田さんは健康のために毎朝30分のルーティーンを決めてやられているそうです。
その健康法ももちろんとても参考になりますが、注目すべきポイントは、「自分で決めたことは続ける」と決め、そして自分で自分を褒めているということなので、ここだと思いました。
私は今年前厄なのですが、健康に気をつけたいということを仕事始めの時に発言した際に、たなべあーから健康といっても身体の健康と心の健康とあるという話をしてもらいました。
厄年というのは、災が降りかかるということではなく、女性であれば出産や結婚、また会社では今までより重要なポジションになるなど、そういったタイミングが重なる歳だと。
そういった状況から精神的に疲れてしまい、健康面に悪い影響が出てしまうということも考えられます。
なので、ただ一概に「健康法を何かやろう!」など考えるのではなく、常日頃から精神的にしんどくならないために、日々の仕事の取り組み方を変えるなどしていかなければいけないと教えてもらいました。
その話を聞きいて自分なりにも調べてみたところ、ある大学の神社学を研究している方が「<厄年>は<役年>だ」と言っている記事を見つけました。諸説ありますが、
「役目を与えられる年」という考え方があるそうです。
なので役目を全うできるよう、蒲田さんがやられているように、やると決めたことはやり続けるとか、自分で自分を褒めるということを心掛けていきたいなと思います。