キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

【就活アドバイス】夢を仕事にするということ

スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。

私は知る人ぞ知る「AKB48オタク」です。

私がAKB48グループに関心を持ったのは約10年前。最初は、あの【ガツガツ感】はどこからでてくるのだろうと興味を持ったことからでした。

今から8年前、初めて秋葉原のAKB劇場で公演を観賞した時、改めて、夢を追うことの美しさ、素晴らしさを感じると同時に、夢を生業(なりわい)とすることの意味について考えさせられました。

前書きが長くなりましたが、学生から、
【夢や憧れで就職先を選んでいいか?】
という質問をたくさんいただきます。

また、企業のエントリーシートで、
【将来の夢は何か】
という設問が多く見受けられ、回答に苦慮しているという相談を受けます。

就職という、人生の中でも大きな岐路に立たされている学生にとって、切実な問題です。

これら質問に対し、私は答えを出すことはできません。

私が経験してきたことをお話しすることしかできません。

私は、大学時代、一般的な就職活動をしませんでした。

私は小学生のときから【政治家】になりたかったので、大学3年生のとき、当時あこがれていた政治家に直談判して、大学4年の1年間を今で言うインターンとして働き、卒業と同時に【秘書】として働き始めました。

無我夢中で働いた1年と2ヵ月。

結果は、選挙でその政治家が当選した当日、辞表を出し、やめました。

今でも、なぜこんなに思い切って辞表を出せたのか、不思議に思うことがあります。

中学、高校、大学と、クラブ活動はどんなに苦しくても嫌なことがあっても、3年間、4年間は絶対に続けると自分に言い聞かせ、歯を食いしばって続けてきたのに、一生の職業として選んだ道を、たった1年2ヶ月で【自ら折る】決断をしました。

激務だったとか、人間関係が複雑だったとか、理由を作ればきりがありません。

今でも覚えているのは、仕事を終え、真夜中に家に帰り、風呂に入り、風呂上りに鏡を見たときのことです。

鏡に映っていたのは、
【自分が一番なりたくない顔つきをしている自分】
でした。

その時、辞めることを決めました。

夢が破れた虚無感が私を襲いましたが、不思議と政治家になることに対して未練はありませんでした。

後々になって解ったことがあります。

私は【政治が好き】であり、【選挙が好き】でした。

大学でも法学部を選びましたが、法学を学ばずに政治学を学んでいました。

政治家を生業にするにあたって、一番大切なものが欠落していました。

【日本を動かす】、【日本のあり方を変える】気概がなかったのです。

【日本を動かしたいから政治家になる】という【こころざし】がありませんでした。

みんなから注目されたい、みんなの前で演説をぶちたい、そんな、卑近な動機で政治家を志していたことに気がつきました。

政治家になる目的がそんなだったので、目の前のことに囚われて、自分がなりたくない自分、つまり、卑しい自分になっていたことに気がついたのです。

【政治家になる】ことが【目的】だったのであり、【夢】である【日本を動かし、変える】ことのステップとして【政治家になる】ことではなかった。

だから、未練がなかったのです。

自分が当時もち得なかった、【夢】を描き、【目標】を持ち、【目的】を見据え、【今】を生きる人を応援したい。

それが今の仕事につながっています。

余談ですが、AKB48の新曲【根も葉もRumor】、いいですねえ。
初期のAKB48のガツガツ感が戻ってきました。

より良い就職活動ができるよう願っています。