キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

【就活アドバイス】「秋採用」本格化への準備

スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。

夏休み真っ最中ですね。オンラインキャリぷらも8月13日から16日まで夏季休業します。
今回は、お盆休み明けから始まる秋採用について、どのような心構えで臨んだらいいかについてお話しします。

特に、就職活動を継続・再開・開始する皆さんは、何から手をつけてよいのか戸惑うことも多いのではないでしょうか。

企業の秋採用本格化を前に、長年新卒採用に携わっていた立場から、シチュエーション別に皆さんが今、何をしたら良いのかお話しします。

【全てのシチュエーションに共通していること】

卒業論文や研究をおろそかにしてはいけない」

当たり前の話ですが、大学生の卒業の前に立ちはだかる関門は「卒業論文・卒業研究」です。就職が決まったとしても、卒業ができなければ本末転倒です。卒業論文執筆・研究活動をおろそかにすることなく、就職活動とのバランスとメリハリをつけた時間の使い方をしていただきたいと願っています。


【1.就職活動を継続している学生】

「負の連鎖を断ち切ること」
「ひとりぼっち就活から脱却すること」

なぜ不採用になったのか解らないのが就職活動です。どこが悪いのか解らないから自己流で直してお祈りされ、さらに深みにはまってしまう負の連鎖を繰り返してしまいます。

絶対に必要なのは【他人からの目】です。なぜならば、採用担当や面接官は【他人】ですから。

では、どうすればいいのでしょうか?
【「他人に」履歴書やエントリーシートを他人に見てもらう】
【「他人に」模擬面接をしてもらう】
【自分の模擬面接風景をビデオに撮り、自分で見る】
ことを私はオススメします。

「お願いできる人なんかいない!」という声が聞こえてきそうです。
そうでしょうか。
親・友人・親戚の社会人・大学のキャリアセンターetc…、お願いできる人はたくさんいます。
「そんなことはムリだ!いまさら恥ずかしくて出来ない!」という学生は、ぜひ、【オンラインキャリぷら】を利用してください。
利害関係のないアドバイザーが、皆さんの相談に乗ります。
エントリーシートの添削や模擬面接など、大学のキャリアセンターでは予約しなければできないことが、その場で出来ます。

【2.就職活動を再開する学生】

志望していた会社に不採用になって就職活動を中断していたが一念発起して再開する学生や、一度は内定承諾をした会社に疑問を持って、就職活動を再開する学生もそれなりにいます。

いずれにしても、今一度自分の心に聞いてもらいたいことがあります。
それは【どうしても譲れないものは何か】です。

例えば、【職種】、【ネームバリュー】、【給料】、【休日】、【福利厚生】、【勤務地】などなど、こだわればきりがなくなり、【選択肢】を狭めてしまいます。
どうしても譲れないものをあぶりだすことによって、譲れるものもあぶり出てきます。
あぶりだすとき、【時間軸】、つまり、【どれくらいの未来までならば譲れるか】を念頭に置くと、どうしても譲れないものがあぶりだしやすくなります。
例えば、【働く場所は東京でなければいけない】とあぶりだしたとします。
それは【今】なのか、【5年後】でいいのか、【近い将来】でいいのか、【時間軸】で考えると、もしかしたら、【定年後】となるかもしれません。
【選択肢の幅】を時間軸であぶりだしていただきたい。
その上で、企業選びをすると、自分に合った会社が見つけられやすくなるでしょう。

【3.就職活動を始める皆さん】

公務員志望からの転換で就職活動を始める学生や、やっと卒業見込が立ったので就職活動を始める学生もいます。
それらの学生に一番必要なのは、【働く覚悟】です。
公務員転換の学生の場合、【民間企業への就職】と、一括りにしがちです。
個人と同じく企業も一社一社個性があります。逆に言えば、個性がなければ企業は存続できません。
過去にあったことで、
「なぜ、当社を志望したのですか?」と、ある学生に訊いたところ、「公務員試験に失敗したので民間企業を目指したからです」と答えました。
なぜその会社なのか、【民間企業】では、その会社に対する志望動機になりませんね。
どこでもいいように聞こえてしまいます。すると企業側は、その他大勢の学生と同じにしてしまいます。

やっと卒業見込が立った学生は、これから企業選びをすることになります。
周りの同級生は就職活動を終えているでしょう。同級生から、「案外ラクだったよ」という声が聞こえているかもしれません。

自分がやりたいことだけではなく、【自分に出来ること】【自分がしてきたこと】を洗い出すところから始め、【来年4月からは働く!】という強い覚悟を持っていただきたいと思います。


よりよい就職活動が出来ること、願っております。