キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

当たり前を見つめ直す。ピクトグラムを一例に

こんにちは!キャリぷらスタッフのみおです。

今日は祝日のためオンラインキャリぷらはお休みですが、ブログは投稿します!!

昨日、東京2020オリンピックが閉会しましたね。私はスポーツがとても好きです。自分自身も中学から大学までバレーボール部に所属していましたし、野球のシーズン中には毎日のようにテレビで試合を見ます。オリンピック開催中の17日間も、あまり馴染みのない競技も含めて様々な競技をテレビで観戦し、とても楽しむことができました。

ところで、閉会式ではなく(笑)、開会式で話題になった「ピクトグラム」を皆さんはご存知でしたか?私は大学の講義で学んだことがありました。簡単に説明すると、情報や注意を示すために用いられる視覚記号(サイン)です。開会式では以下のように各競技が表されたピクトグラムを人が実演し、話題を呼びました。
東京2020オリンピックスポーツピクトグラム - YouTube
しかし、あくまでこれらの競技を示すピクトグラムは一部にすぎません。あまり取り上げられている印象はありませんが、他にも沢山あるのです。実はオリンピックでのピクトグラムの最も重要な役割は、言語を用いずに競技会場の場所や移動手段を伝えることだそうです。世界中から多言語・多文化の方が一堂に会する場では欠かせないことですよね。
つまり、「誰がどこで見ても分かるようにする。」これがピクトグラムの大前提なのです。

これまでに「ピクトグラム」という名前を知らなかった人もいるかもしれませんが、実は私たちの日常生活に溢れています。以下のような、よく目にするものも全てピクトグラムです。
ピクトグラムで誰もが意思を伝えられる社会に 絵文字で会話する、もう一つの言葉“PIC” | 東京都人権啓発センター

また、街中でこんなピクトグラムを見たことはありませんか?
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全て「燃やせるゴミ」を示すものですよね。でも、これを何も知らない・日本語も分からない人が見たときに本当に「燃やせるゴミ」に見えるでしょうか。火がある場所だと思うかもしれませんし、ブロックを入れる所だと思うかもしれません。ねじった紙はなんでしょうね(笑)なんにせよ「燃やせる」の要素は赤い色くらいでしょうか…。

このように実は気づいていないだけ、気にしていないだけで、当たり前になってしまっていても、改善の余地があるものは沢山あるのではないでしょうか。

ピクトグラムの話はほんの一例にすぎません。これは分野を問わず、お仕事にも通ずることだと思いました。
例えば先日キャリぷらでは、GALIMO(オンライン合説で使用するツール)のマニュアルを作成する業務がありました。GALIMOを良く知っている私たちにとっては当たり前の言葉が、初めて使う人には分かりません。当然です。でも、使ってしまいがちですよね。しかし、たなべあーは初めて見た人でも分かりやすいように、使用する言葉を一つ一つ選んでいました。これができるかできないかは大きな差だと感じました。

今回はここまで。それではまた来週!!