キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

ファンだったお菓子屋さんはやっぱり素晴らしい会社だった

人間学を学ぶ『致知』という雑誌の7月号を読み、その感想と学びについて書きます。

 

今回は和菓子で有名な「銀座あけぼの」の女性社長のインタビュー記事を読みました。

 

社長の細野さんは二代目女社長。

新卒で銀座あけぼのに入社したあと、一般的には店舗研修からはじまるところを、工場配属となりました。その工場で働く人の7割が知的障碍者の方で、細野社長は「自分が教育学部出身だからか」と思っていたらしいのですが、技術では圧倒的に彼らのほうが断然上で初日で出鼻をくじかれたそうです。

 

私はその時点で「銀座あけぼの」は素晴らしい会社だと思いました。

普通と言っていいかわかりませんが、家族経営の会社に入社すると、わりと早くから重要なポジションに選ばれている人を何度か見たことがあります。

むしろ細野さんはその後、5年間工場勤務となるそうです。

 

当時の銀座あけぼのの社長(細野さんのお父さん)はあえて5年も工場勤務にされたのは、とても素晴らしいことだと思いました。細野社長は、工場で働くことを前向きに受け入れ、自分がつくったお菓子をお金を出して買ってもらえることに喜びを感じたり、またもっと効率を上げるにはどうしたらいいか考えていくことでどんどん仕事が楽しくなっていったそうです。どんな仕事でも楽しむ人は楽しむんだなと思いました。

 

私は前職がお菓子の会社だったので、研修などでいろんな和菓子の店舗を見に行ったり調査したりしましたが、この「銀座あけぼの」は和菓子業界でも一目置かれる存在でした。歴史のある名店で、百貨店でも目立つ位置に店舗がある人気店にも関わらず、とても今どきでお洒落な店構えにしてたり、良い意味で時代にあわせて変化しているお店だったと記憶しています。

 

この記事を読んで、改めて素晴らしい会社だからこそ今でも不動の人気を得ているんだと思い、キャリぷら(日本キャリアセンター)も素晴らしいと思ってもらえる会社にしたいと思いました。

 

ちなみにこの感想文は、毎月第三土曜日の朝に開催している「三土会」というグループの木鶏会で読んだものです。

メンバーは商社、オフィスデザイン、生命保険、人材など働く業界はバラバラで、もちろん年齢層も立場も全然違うメンバーで集まり、木鶏会と呼ばれる致知の読書感想文発表と感想の共有をしています。

私とてんは運営事務局をさせてもらっているのですが毎回とても刺激になっています。

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それではまた来週!