キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

例外はつくらない

今日は人間学を学ぶ月刊誌「致知」6月号の中にある「凡事徹底の人 鍵山秀三郎さんに学んだこと」の記事についての感想を書きます。

 

この記事VS天神の戦いが始まった。
今月に入ってまだオフィスのトイレ掃除をしていない私。そろそろしないといけないけど今は無理。あとでしようしようと最近トイレを使うたびに思っている。
そこにまずこの記事は「トイレは人間が生きている限り毎日使うから毎日汚れていく。掃除は大切だとは分かっているけれども、いまやらならなければ先延ばしになってしまう。要するにそれをやるかやらないかを決めているのは自分自身だということになります。」と初っ端から鋭い刃で刺してきた。
「こんなすぐ負けるわけにはいかない。」と、すぐさま読む手を止めてトイレ掃除をスタート。
これでトントンと思いきやそうはさせてくれない。
そのあとも記事に出てくる一言一言が私をグサグサと刺してくる。
「審判!致知は反則をしている!日頃から田辺さんに叱られているところを隠しカメラで撮って弱点を記録していたに違いない。」と私は訴える。
「そうでなければ、こんなにも記事の内容と私が田辺さんに叱られていることが同じになるわけがない。」
でも審判は「そんなはずないでしょ。」とバッサリ。
田辺さんが叱るほとんどはどれも簡単なことで私がちゃんとやらないこと。
例えば、「タオルを畳むときにちゃんと端と端を揃える」とか、「玄関マットがずれたら戻す」とか。挙げ出したらきりがないほど1日の中でもたくさんある。
そんなことを思い返している間にも、容赦なくこの記事は私を刺してくる。
そんな私に追い討ちをかけるように、思い出したくない一言を思い出してしまった。
「そういう些細で簡単なことができるかどうかが仕事できちんとした資料を作れるかどうか、お客さんの話をちゃんと聞いて正しく理解できるかどうかというように、大事なことができるかどうかに繋がってくるねん。」
記事の内容に加えて、自分の記憶までもが私を攻撃してくる。
どんくさいではないか。
もうギリギリだ。でも負けるわけにはいかない。
グサグサ刺してくる記事に私は最後の力を振り絞って抵抗した。
「いつもできてないわけじゃない。余裕があるときはできてるもん!」
だが、抵抗は虚しく終わる。
記事の中にあったこの言葉が、私にトドメを刺した。
「例外はつくらない。」

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