人間学を学ぶ『致知』という雑誌の5月号を読み、その感想と学びについて書きます。スピードスケート金メダリストの小平選手と、レスリング金メダリストの伊調選手の対談記事を読んだ感想です。
小平選手はオリンピックで金メダルをとった後、敗戦を重ねた時期が続いているそうです。
でも、負けを潔く受け入れることで、やるべきことをやってきた自分自身を肯定することに繋がり、負けをさらに強くなるためのステップにしていけてるとのことでした。
小平選手が言う「負けを潔く受け入れる」ということは、私でいうと「自分のありのままを受け入れる」「自分ができないことを受け入れる」ことだと思います。
ただそれがなかなか自分にとっては難しいですし、周りを見ていても難しく感じている人が多いように思います。
ただ小平選手の言葉から、自分自身の全てを受け入れないということは、今まで頑張ってきたことまで否定してしまっているんだと気づきました。
それはとてももったいないことだと思います。
加えて、そこまで否定してしまうと、本当に自己肯定感が地に落ちてしまい、本来のパフォーマンスもできないのではないでしょうか。
「負けを潔く受け入れる」ということ、それは最速で前に進める第一歩なんだと思いました。