キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

厳しすぎると犬に教えられた

こんばんは。たなべあーです。

柴犬のコタロウを飼いはじめて4か月半になりました。飼ってまず最初に痛感したのは、犬を飼うってのは「かわいい」なんていうそんなのんきで単純なものじゃないってこと。犬を飼うって本当に大変でした。
特に生まれて1か月の仔犬から飼って育てるというのは、一時は育児ノイローゼになるかと思うくらいに大変でした。

でも、いろいろ試行錯誤しながら取り組んでいると、コタロウのしつけからは非常に学ぶことが多かったことも事実。
ダメなことはダメとしっかりと叱ったり、何かできたときにはちゃんと褒めたり、おやつをあげたり。いわゆるアメとムチが大切なわけですがそれがなかなか難しい。
ついつい行き過ぎたりして、その都度振り返って改善してきました。

その成果もあって、最近では人間の子どもかと勘違いするほど、互いにコミュニケーションが取れるようになり、とってお良い子に育っています。

でも、今日また、やってしまったんですね。
本当にお利口さんになって、なんでもわかるし、できるようになってきたら、こちらが勘違いしてしまうんですね。
この子はかしこいな、人間みたいにちゃんとわかり合えてるな、と勝手に期待値を上げてしまう。

そんなわけで、いつもなら普通にできるようになっていたことができなくて、叱ったんですよね。そしたらその後まったく言うことを聞かなくなってしまいました。おそらく、厳しくしすぎたんでしょうね。
1度そうなると、あとはどんどんエスカレートして、関係がわるくなる一方。コタロウはまったく言うことを聞かなくなりますし、あからさまに反抗的な態度をとり続けます。こうなると、もうしばらくはダメ。

人の教育でもそうですけど、「見逃す」って大事なんですよね。
「それでいいんだ」と思って改善の芽を摘むことにもなり兼ねないので、そこは非常にバランスが難しいところなんですが。私は昔からやり過ぎます。見逃さない。遊びがないから言われるほうはしんどい。で、そんなもん乗り越えろよというのが、私の場合根本にどうしてもあるんで、あえて加減をしないんですね。いや、正確には、私の感覚では加減してるんですけど、多くの人からすると厳しすぎる。そうすると、結果、育たないんですねぇ。どんどんひどくなる。笑

私自身、そんなことを何度も繰り返してきて、思うところあってこの3年くらいは意識的に変えてきました。でも、社員との関わりなんかでも、やっぱりまだまだあかんなーと思うことが多くて、反省と改善の日々です。

そんな我が身を振り返るというか、また厳しすぎてやしないかとチェックするために、犬はめちゃくちゃ役に立ってます。
一般的に頑固で自己主張が強いといわれる柴犬の中でも、特にコタロウはその傾向がとっても強いので、そーゆー私の至らぬ部分を見逃してはくれません。笑
断固として反抗してきます。で、どんどんひどくなってもー完全に手に負えません。笑
だから、私にとってはちょうどいい薬になってますね。そういう意味では、先生といってもいいかもしれません。

今日はもう手に負えないので、また明日からがんばります。
コタロウとは、またイチから信頼関係を積み上げていくしかなさそうです。
コタロウとの失敗を無駄にせず、社員との関わりに活かします。

ではまた来週。