こんばんは。えつこです。
学生のなかには、面接で過去のエピソードを話すたびに毎回泣いてしまう人がいます。それは、その過去について本人が消化しきれていないんだと思うのですが、私も実は同じように消化しきれていない過去があります。
このブログでも度々触れたことがありますが、私は中学の時に剣道で日本一になったことがあります。
でもそのことについて、就職活動の面接では一度も話しませんでした。今もなお、自分から言うことはほとんどありません。そのことについて、たなべあーからは散々アホやと言われてきました。笑
なぜそこまで話さないかというと、その日本一の経験の裏に、トラウマになったエピソードがあり、それが30歳になった今でも自分のなかで消化しきれていないからです。
私が日本一になったのは、野球でいうところの冬の選抜大会のようなものでした。
ただそれは通過点に過ぎず、小学生の頃からチーム全員で目指していたのは、夏の甲子園で優勝することでした。
しかし、それはまさかの県大会予選敗北で終わってしまったのです。
冬の選抜優勝チームが甲子園に出られないというのは、前代未聞レベルだと思うのですが、それが現実に起きてしまいました。
本当にショックで、もう高校では剣道をやりたくないと思い、他県の強豪校に進学する話も断って県内の高校に進学しました。
高校でも最初は腐っていましたが、どうせやるならやっぱりもう一度全国に行って戦いたいと思い、頑張ってインターハイと冬の選抜大会には出場しました。
大学ではもう一度全国トップレベルの人と一緒にやりたいと思って、インターハイ優勝者と同じ大学に進学したのです。
この話を普通だったら就職活動でもすべきなのですが、どうしても中学最後の夏に負けてしまったことが話せず、就活で話せないだけでなくこの歳まできてしまいました。
でも、そんな過去を消化しきれていない人は仕事でも支障があるに決まっているので、そりゃあ就職活動もうまくいかないですよね。
そして、今日たなべあーと、たなべあーが昔から超信頼している経営者の方と食事をさせていただいた際に、その話になりました。話している途中で号泣してしまったのですが、このエピソードをアドバイスとして聞きたい大学生がたくさんいること、また自分でもストーリーとして話せるようにならないと折角頑張ってきた過去がもったいないということ等アドバイスしていただきました。
確かにそうだなと思い、まずはブログで書いてみました。
でも今とてもスッキリした気持ちになっています!
過去と向き合い、自分の中で消化して前向きに捉えていくことは、簡単なことではありませんが、同じような人がいれば私のこのエピソードが少しでも役に立つと嬉しいです。