スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。
仕事柄、就活セミナーなど、講義をする機会があります。
私は一応講師と名乗っていますが、学生から学んでいるのは、実は私です。
学生の真剣な質問には、真剣に答える義務が私にはあります。
独りよがりな講義にならないためにも、真剣な参加姿勢や本質をついた質問は本当に、心から【ありがたい】と思います。
そういう真剣な学生がいるときの講義は楽しく、インスパイアされるので、どんどん深い話が出てきます。
会社説明会も同じです。
前職では、20年以上会社説明会を行ってきましたが、真剣に【聴いて】、【反応】してくれる学生が多ければ多いほど、説明している人事担当者も盛り上がります。
【真剣に聴いて反応する】とはどういうことでしょうか?
説明を聞いて、自分が納得したところで【うなづく】。
楽しいところでは【笑顔になる】。
真剣なところでは【真剣になる】。
つまり、【表情】と【心の動き】が一致している状態のことを言います。
ただ、つまらないときにつまらない表情をされると、説明する側はへこみますが。
それはそれでこちらの説明がつまらないので、改良の余地がありますから、私は気にしません。
反応をしてもらうことで、私たちは説明に身が入ります。心が入ります。
【好き】の裏返しは【嫌い】ではありません。【好き】の裏返しは【無関心】です。
それと同じように、
【おもしろい、楽しい】の裏返しは【楽しくない、つまらない】ではなく、【無反応】なのです。
【反応する】。それが、第一の会社説明会出席の心得です。
コロナ禍の今、企業の会社説明会はオンラインで行われたり、録画を見る形式が多くなっているので、顔を見せる機会が少なくなっていると思います。
そういう状況だからこそ、オンラインでも顔を見せる説明会の時は特に気を付けて【反応】してほしい。
心に留めておいていただきたいと思います。