スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんです。
コロナ禍が始まってから1年。
世の中はすっかり非接触型にシフトし、オンラインでのコミュニケーションが定着しました。
オンライン飲み会、テレワーク、オンライン授業、オンライン面会などなど、新しいコミュニケーションスタイルが生まれました。
企業の採用活動も、昨年はオンライン移行に対し手探りでしたが、今年はインターンシップの段階から、ほぼオンラインで行われるようになりました。
オンラインの最大のメリットは、「目的地に行かなくてもいい」こと。
移動時間、移動にかかる交通費がかからない分、企業側も学生側も、機会の損失を抑えることができますから。
企業としては、距離的な関係で出会えなかった地方の学生に出会う機会が増えます。
学生としては、知ることができなかった地方の企業に出会える機会が増えますね。
そういう意味では、学生にとって、企業探しが「気軽」になったといえます。
しかし、「気軽」になったからといって、学生は「気楽」に受けてはいけない。
学生の皆さんは気づかないかもしれませんが、企業側はオンラインの説明会や面接のために、とても「気を使って」います。
通信状態、画面への映り方、照明、音声の入り方、映る背景など、「どう見られているか」にとても気を使っているのです。
対面面接では、説明会や面接など、実施する「環境」を企業側がすべて作ってくれました。学生は会社に行くだけでよかった。
オンラインの場合、企業が作ってくれていた「環境」を学生が作らなければいけません。
企業と同じように、通信状態、映り方、音声、照明、背景に細心の注意を払ってほしい。
企業の人事の方とお話ししたところ、その中でも一番大切なのは、「通信状態」とのこと。
Wifiの接続が悪く、途中で途切れたりすると、面接への集中力がそがれ、学生の人物像を見ることに集中することができません。
気軽に受けられるオンライン。気楽に受けず、心配りをしてほしい。
より良い就職活動ができることを願っています。