スタッフブログ木曜日担当の眉毛おじさんこと竹村です。
前回の続き。
社内報作成の仕事は、とにかく未知のことばかりでしたので、自分で本を読んだり、上司に聞いたりして一つ一つ仕事を覚えていきました。
その仕事の間にも上司からは様々な仕事の指示命令がありました。
例えば、
「この書類、会議に使うから20部コピーして」
「あそこのキャビネットのファイルから○○のバインダーを取ってきて」
「この書類、○○のバインダーに綴じておいて」
新人の私は、指示命令されるのがうれしかったので、どの仕事も二つ返事で取り組みました。面倒くさいと思ったことはありません。
当時、会社には一般職の女性がいましたので、お茶くみ、コピー、ファイリングは主に一般職の仕事でしたが、今思えば、上司はあえて私に仕事を振ったのでしょう。
例えば、ファイリングやコピーの仕事を通して上司が私に言いたかったのは、
・上司が依頼した書類は「見ていい」=書類を見て会社の仕事を把握しろ
・コピーなどの作業は、工夫していかに正確迅速に遂行できるか考えろ
ということだったと思います。
つまり、【雑用】という仕事はないということ。どんな仕事でも【頭を使う】ことが重要だということです。
一つ一つは小さなことですが、【仕事を選ばない】姿勢が、信頼の情勢につながることだと思い知らされたことがあります。
それは入社して1年後に任された【人事機密書類のコピー】でした。
その書類の存在は知っていましたが、そのコピーを任されたとき、「本当に信頼された」と思ったのを今でも覚えています。
細かい仕事を嫌がらずに続けてきたからでしょうか。ある時上司から、
「竹村君、明日入社希望の学生が来社する。君が会社説明をやってみないか」
と言われました。
それから20年以上も続く採用担当としての会社員人生の始まりです。
次回に続く。