キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

「眉毛おじさん」とは何者なのか?スタッフになるまでPart17 会話を弾ませるには「おまけ」をつける

ごきげんよう

スタッフブログ木曜日担当の眉毛おじさんこと竹村です。

 

前回の続き。

飲みにケーションで社内事情に徐々に詳しくなり、社内における部署間の相関関係も見えてきました。

営業部門と工事部門の相克関係や、社長室と総務部の心理的距離の遠さ、事務系と技術系の温度差など、新入社員というニュートラルな立場で把握していきました。

今思えば、時間がゆっくり過ぎていった時代だったように思います。

当時の社長室のメンバーは5名、そのうち総合職は3名。

ほぼ毎朝、出社して業務を一通りこなすと、社長室長であるY専務の「じゃ、行くか」の一言で、Y専務、K次長、私の3人は席を立ちます。

向かった先は近所の喫茶店。Y専務の昔話やK次長の趣味の話、ゴルフ好きのY専務と私のゴルフ談義など、傍から見れば他愛のない話をしているように見えますが、そこで聞いた上司の経験談は、その後の社会人人生にとって大事なものだったと今は思います。どんな話に対しても興味を持って聞くことの大切さを学びました。

会話は、聞いているだけでは成り立ちません。「今日はいい天気だね」「はい…」では、そこで会話が途切れます。「今日はいい天気だね」に対し、「はい、そうですね。それに蒸し暑くなりましたね」と、おまけの一言を付けることで会話は進みます。

そういう社会人の会話を学んだのも、喫茶店でのひと時からでした。

話は変わりますが、今から30年以上も前、パソコンは存在していません。その代わりに会社に数台設置されている共有の業務用ワープロ機を時間予約して使っていました。当時、ワープロは数十万円もする高額なものだったのです。わずか30年で大きく時代は変化しました。

また、当時あった職種で、今はその会社からなくなった仕事がいくつかあります。

タイピスト和文タイプで公式文書を作る仕事

・トレーサー=設計図を書き起こす仕事

・電話交換手=代表電話にかかってきた電話を取り次ぐ仕事

これからも時代の変化により、なくなる職種は出てくるでしょう。

専門性を磨くということは、逆に汎用性も磨かなければ生き残れないとも言えます。

 

さて、入社して1か月、やっと私に仕事らしい仕事をするよう上司から指示がありました。

それは「社内報作成」です。

 

続きは次回。