こんにちは。
スタッフブログ、木曜日担当の眉毛おじさんことキャリぷら東京スタッフの竹村です。
前回の続き。
大学に入学し、サークルは「ホテル研究会」に入部しました。
ホテル研究会。歴史のあるサークルです。現在、創立70周年を超え、OBの数も相当な数になります。全国の名だたるホテルのホテルマンや旅館経営者を輩出しています。
入部して最初に言われたことは、「うちは体育会系文化会だから」ということ。
とにかく、上下関係には厳しいサークルでした。
挨拶、飲み会でのマナー、敬語の使い方などなど。
飲み会では、基本的なマナーとして「先輩が箸をつけるまで料理に手を付けてはいけない」とか、「ビールを注がれたら必ず一口」、」「ビールのラベルを上にして注ぐこと」と注意されたり。
思わず「うん」と返事をしたら、「『うん』ではなく『はい』!」と怒られ、「今日はどこに行くの」という質問に、「渋谷」と思わず答えたら、「渋谷『です』だろ!体言止めは目上の人には失礼だ!」と怒られたり。
ホテル研究会は、毎年夏休みを利用して、高級リゾートホテルに1か月間、「実習」に行きます。そこでは直接ハイクラスなお客様に接するので、失礼がないようにしなければならず、入部当初から指導する伝統がありました。
上下関係に厳しいのは理由があったんです。
この経験は、54歳になった今でも生きています。
マナーや敬語って、敬ったり謙遜したりしながら、年上の人や目上の人と【対等】に接するための【ツール】なんです。
敬語やマナーができていれば、対等に議論をすることもできますし、相手の心に刺さる言葉を言うこともできます。
逆に言えば、敬語やマナーができていないと、相手は話も聞いてくれないことがあるということです。
私の経験ですが、マナーや敬語は、社会に出たら直る可能性、【修正可能性】の高いスキルだと思っています。
皆さんも、ちょっと自分が使っている敬語やマナー、気を付けてみませんか。
さて、ホテル研究会の地獄の夏実習については次回に。
乞うご期待。