キャリぷらスタッフブログ「全員正解」

キャリぷらスタッフのお仕事奮闘記。仕事は誰でも必ずできる!意識高くなくていいから仕事ができる社会人を目指します。

会社は平等ではない

こんばんは。えつこです。

 

キャリぷら大阪では毎年、就職活動を終えた学生に限定してインターンシップの受け入れを行っています。全員既に終了していますが、そのインターンシップ生達とのやりとりで印象に残ったエピソードを今日は紹介したいと思います。

 

 キャリぷらのインターンシップのコンセプトは「社会人1年目を体験するインターン」で、本当に社員として法人営業に行ったりします。(学生という身分は明かさず、あくまで社員として)

しかも私たちの営業活動は東京で行うことが多いので、営業を行うインターン生も、東京出張に連れて来ます。ただ、交通費のこともありますし、商談に大勢で行くわけにもいかないので、複数人いるインターン生全員を東京に連れてくるわけにはいきません。連れていけるとして毎回1名です。

 

となると、誰を東京に連れていくか毎回判断しないといけません。

 

そんな状況のなか、インターン生と大阪のスタッフ達がある時、「来週の東京出張は誰が東京に連れって行ってもらえるのか」と話していたらしく、その際にインターン生の1人が、「●●はまだ東京に行っていないので、次は●●の番にしてあげてください!」というようなことを言ったそうです。

 

それをスタッフから聞いたたなべあーが「ははーん。学校と同じで会社も平等やと思ってんねんなー。」と言っていました。そうです、これが今日のテーマです。遅くなりすみません。笑

確かに、キャリぷらで学生と話していても、学生は平等に機会を与えられることが当たり前になっているなと感じることが多々あります。 

 

キャリぷらで学生によく言うことですが、大学まではお金を払ってサービスを受けている、いわゆる【消費者】の立場にどっぷり浸かってるので、学生は平等に機会を与えられることに慣れてしまっています。これは誰が悪いとかではなく、社会の仕組みがそうなっているので、しょうがないことかもしれません。

 

一方で会社に入ると、次はお金を頂いてサービスを提供する【提供者】の立場になります。提供者側の立場になったその瞬間から、もう平等な世界ではなくなります。

 

毎年1万人の学生を見ていると、この消費者側と提供者側の立場のなかのどの位置にいるかは、学生によって大きく異なります。

そして、提供者側に近ければ近いほど就職活動はうまくいく傾向にあり、反対のことも言えます。また、消費者側に近ければ近いほど、社会人1年目になった時のギャップが大きいため、それに耐え切れず辞める人も実は少なくありません。

 

先ほどのインターン生も、恐らく今まで当たり前だった感覚で、東京出張の機会は全員平等に与えられるもんだと思っていました。

しかしそれは大きな間違いで、会社は利益を出さなければいけないので、シビアに判断します。その感覚が学生と社会人の大きな違いの一つなのではないかと思いました。

 

 

では、そんな平等ではない世界だからこそ、何が大切かというと、【結果を出す】ことだと思います。

 

余談ですが、就活生でも会社の待遇について気にする人は多いですよね。もちろんそれは気になると思いますし、福利厚生は今後の生活に大切なことです。

しかし極論を言ってしまえば、仕事ができる人には会社は悪いようにはしないのです。同様のことをたなべあーもよく言いますし、卒業生や人事の方々から話を聞いていても、仕事ができる人つまり結果を出している人に対しては、イレギュラーの対応があるように感じます。

 

ただ、社会人1年目だとすぐに目に見えた成果を出すことは難しいかもしれません。であれば、せめて面倒なことを進んでやるべきではないでしょうか。

誰にでもできることで皆が面倒くさがってやらないこと、に全力で取り組む

例えばコピー機の紙の補充や、ちょっとした掃除など、「そんなことやる意味ない」と思うかもしれない雑用こそ、全力でやるべきだと思います。少なからず、その姿を見て、悪い評価をする人はいないと思います。

 

今日のブログは以上です!それではまた来週。