たなべあー、そしてキャリぷらは、アプリよりもOSを大事にしている。
OSとはオペレーティングシステムの略で、PCでいうところの「Windows」や「Mac OS」など。対してアプリケーションソフトが、「excel」や「word」など。
OSはアプリが要求する基本的な機能を提供していて、OSがあるから便利なアプリを使うことができています。
これを仕事に置き換えた場合、「仕事術」等と言われているような、いわゆるコツやテクニック、ノウハウ、さらには資格なども、アプリだというのがたなべあーの考え方です。
そして、その前提となる知覚や認識、価値観や考え方からなどよりベースになる部分がOSです。
つまり、そのベースの部分が不十分であれば、コツも、テクニックも、ノウハウも、意味をなさない。私はそう解釈しています。
就職活動も同じです。
コツやテクニックばかり詰め込んでも、ベースに問題があれば意味がない、とキャリぷらは考えています。
テクニックで仮に内定までは出たとしても、その先には繋がりません。
だからこそキャリぷらは、アプリにあたるコツやテクニックに関しては「何も教えない」「自分で見て、考えて、気づく」ことを大切にしながらも、ベースのOSについては適宜最適化できるような「場」づくりをしているんです。
ここに書いたOSの最適化というのは例えば、「働くことに前向きになれない」とか「社畜になりたくない」とか「営業はいやだ」とか「大企業では力がつかない」とか、いわゆる実態のないただなんとなくの思い込みによる価値観や考えがあるせいで選択肢が狭まっていたり、就活自体いやいや取り組んでたりするような場合に、本当にそうなのか?と本人が再度考えられるような知識や機会を提供しています。
だいぶ話がそれましたので戻します。
このOSとアプリという考え方のもと、私が気を付けていたことは、本や記事を読みすぎない、安易にセミナー等に参加しないということです。
なぜなら、「~~仕事術」等の本を読み漁ったり、セミナーに参加することにより、やった気になるんです。何もやってないのに。
テクニックだけが脳に蓄積されていき、しかしベースの部分が追い付いていない。つまり、頭でっかちということです。
他にもまだ弊害はありますが、過去の私は、とにかくこれがイヤでそうならないように気をつけていました。
しかし、OSの部分がちょとずつ成長してきている今のタイミングで、やっと、コツやテクやノウハウを自分のOSに載せられるようになってきました。
なので今は、隙間時間でそういった本を結構読み漁っています。
そうすると不思議なことに、昔は読んでも行動に移せなかったのが、今はわりと行動に移せるようになってきているのです。
そうすると、まだまだOSが不十分だなと反省する部分もあり、OSをもっと良くしたいと以前よりも主体的に考えられるようになりました。
なんだか抽象的な話すぎますかね。。。若手のみなさんには、抽象的すぎて分かりにくかったらすみません。でも、今後も大切にしたい考え方だったので、今日は取り上げてみました。
分かりにくいところがあればいつでも質問してくださいね。それではまた来週。